こんにちは。 テクノロジーと教育、第2回。 前回のオードリー・タン氏の言葉に「テクノロジーは人間の持っている価値をエンパワー(増幅)する」という言葉があったことに驚きました。ちょうど、この『テクノロジーは貧困を救わない』を読み直したばかりだったからです。タン氏がこの本を読んでいたかどうかはわかりません。偶然に、外山さんと同じ結論に至ったのかもしれません。にしても、外山さんがマイクロソフト社のプロジェクトの一環として立ち上げた実験的プロジェクトで、何年もかけて実践的に編み出したことに、どういう道筋を持ってかタン氏が帰着したことに、「不思議」と「納得」を感じずにはいられません。 マイクロソフトの技…