東京都町田市小山ヶ丘3丁目にある、京王電鉄の駅。
相対式ホーム2面2線を備える地上駅だが、傾斜地にあるため南大沢方は掘割・橋本方は高架になっている。駅舎は橋上駅だが、前述の通り傾斜地にあるため駅前広場から階段を下って入る。
ニュータウン鉄道等整備事業費補助制度の兼ね合いから、1990年(平成2年)の相模原線全線開業から1年ほど遅れた1991年(平成3年)に開業した。京王電鉄全69駅の中で、今のところ一番新しい駅である。
周辺には開業当時何もなく、一部から「多魔境」などと秘境駅扱いされた。しかし、現在では開発が進んで商業施設や住宅、工場が立ち並び、乗降人員は一貫して増加している。
駅名は、多摩ニュータウンの「境」・東京都と神奈川県との「境」・旧村名の「堺」、そして近くを流れる境川に由来するという。ただ開業前に町田市などは所在地名から「京王小山駅」という駅名を主張していた。
■ 京王相模原線《通勤快速、快速と各駅停車が停車》