藤沢市内にもキャンパスがある多摩大学の寺島実郎学長が、商工会議所で講演し、産業基盤の強化を訴えました。 多摩大学は湘南キャンパスにグローバルスタディーズ学部があり、中国や台湾、それにタイの大学との交流が盛んです。藤沢市への外国人観光客への実態調査など観光政策でも観光協会と連携しています。 寺島学長は、まず世界のGDPのシェアで日本が1988年は16%あったのに、2021年は5%に後退したと指摘しました。この間、アメリカは変わらず、アジアは4倍に躍進しています。この20年間で現金給与は7.9%下がり、消費支出は12%下がっています。光熱通信費や食費は増えていますが、交際費や衣料費、そして教育娯楽…