激震が走った、日本選手権が少し懐かしく感じる。 それほど東京五輪陸上が楽しみであり、期待している。 男子100m、夢のファイナリストへ。 たった100m。 たった10秒フラット。 そこに人生を賭ける選手達がいる。 日本人に9秒台のコンプレックスは、もうない。 調子とタイミングさえ合えば出る数字である。 それはつまり、準決勝で9秒台が出る可能性があるということ。 準決勝で9秒台が出れば、ファイナリストの称号がもらえる。 日本人が決勝の舞台に立つ。 それは現実として、もう目の前に来ているのではないだろうか? 山縣、小池、多田。 ケンブリッジやサニブラウン、桐生など、五輪が1年延期になることで、泣い…