私たちが日々の暮らしで何気なく利用している道路。その黒く滑らかな路面は、「アスファルト合材」によって作られています。特に、災害からの復旧・復興においては、道路網の再整備は人々の生活と経済活動を取り戻すための生命線となります。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県の沿岸部で、まさにその復興を足元から支えるために立ち上がった企業があります。それが、宮城りんかいアスコン株式会社です。 今回は、多賀城市と岩沼市に2つの工場を構え、地域のインフラ整備に不可欠なアスファルト合材を供給する同社の決算を分析します。しかし、官報に示されたのは、資産を負債が上回る「債務超過」という極めて厳しい財務状況。震災からの…