夜になって、ようやくひと息ついた頃。 テレビをつけるほどでもなく、スマホを見るほどでもない。 そんな静かな時間に、ふと離れて暮らす家族のごはんを思い出すことがあります。 今日は何かあったわけではありません。連絡が来たわけでも、心配になる出来事があったわけでもない。 それなのに夕飯どきになると、 「今日は何を食べたのかな」「ちゃんと食べているかな」 そんなことが、静かに頭をよぎります。 離れて暮らすと、家族の食事は見えなくなる 一緒に暮らしていた頃なら、特に意識しなくても分かっていたことがあります。 冷蔵庫を開ければ、何を食べたのかなんとなく分かる。夕飯どきになれば、同じ食卓にいる。あまり食べて…