今日読んだのは、辻真先『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』です。 テレビアニメの脚本家としても著名な方で、推理小説かとしても多くのシリーズを持つ、まさに大家と言えます。 本書の続編『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』が『このミステリーがすごい! 2021年版 国内編』、『〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 国内部門』『〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 国内篇』において三冠を達成したことが話題となっていますね。 今回ご紹介するのは本書は、その前日譚と位置づけられています。 それでは、あらすじと感想を書いていきます あらすじ おすすめポイント 館ものであり、時刻…