4年生からスタートした「みずむら学級」。気づけば6年生になるころには、クラスの絆もガッチガチ。いや、なじみすぎて"動かないコンクリート"状態。 そんなある初夏の日。あの"夢ガール"の記憶も薄れ始めた頃、我らが3組に非日常がやって来た。 それは――教育実習生、降臨!!大学4年生の女子。さらにさらに、うちの担任みずむら先生の教え子だという。 …とは言われても。当時の私は「ふーん(興味なし)」と斜に構えていた。 ――が。内心はめちゃくちゃ興味津々だったのだ。笑 だって、小学生の私にとって**"女子大生"**なんて未知の存在。知っている大人と言えば、友達のママ、近所のおばちゃん、学校の先生たち。そんな…