日本語に「強面」という言葉がある。かつては私はそんな「強面」の人間になりたかった。他人から一目置かれるというか、他人からナメられないというか……多分これは私がずっと人から蔑まれて、いじめられて生きてきたことに由来しているのだろう。「オーラ」がある人間、と言ってもいい。まだその頃は、自分は単に自分自身でいるだけでいいということがわかっていなかったのだ。今の私はどうだろう。私自身は威張ったりエラそうに振る舞ったりしても「地金」の部分では弱っちいことを知っているので、そんなにデカい態度で振る舞ったりしたくはないのだが。昨日トニー・スコットについて書いたこともあって、今日は『トップガン』を観ようかと思…