作者 司馬 遼太郎 出版社 新潮文庫 読後メモ 下巻は、とうとう関ケ原の戦いの様子が語られます。 関ヶ原の戦いの様子だけ知りたいのであれば、下巻だけ読んでも十分だと思います。 下巻で僕が注目したのは、武将の旗印馬印などです。 この下巻を読み進めてすぐに、ご存じ石田三成の旗印「大一大万大吉」は「意味はない」と書いてありました。 はたして石田三成ともうあろう者が、意味のない言葉を家紋に使うのでしょうか。 そこで調べてみると、滋賀県のホームページに答えがありました。 「大一大万大吉」とは「一人が万民のために、万民は一人のために尽くせば、天下の人々は幸福(吉)になれる」と言う意味だそうです。 また、こ…