1951年神奈川県横須賀市生まれ。 「サッカーマガジン」編集長を経て1988年よりフリーランスのサッカージャーナリストとして活動。主要著書に「サッカーの話をしよう1〜6」(NECメディアプロダクツ)、「新・サッカーへの招待」(岩波新書)、「Jリーグ群像 夢の礎」(あすとろ出版)など。 日本サッカーライターズ協議会事務局長。女子サッカーチーム「FC PAF」監督。 1998年アジア・フットボール・ライター・オブザイヤー受賞。
がんばれ!女子サッカー (岩波アクティブ新書)
東京五輪メインスタジアムだった国立競技場の民営化事業で、NTTドコモなどのグループが優先交渉権者になった。公費による年間約10億円の赤字補填(ほてん)がなくなりそうで、国は胸をなで下ろす。だがコンサートを増やす鍵となる音漏れの解決は、独自に開発する遮音技術次第。Jリーグの参画で、スポーツ界も収益の行方に注目する。果たして五輪の「負の遺産」は解消されるのか。(西田直晃、山田祐一郎) ◆ドコモ、Jリーグとゼネコンなどが民営化事業を担う 民営化が計画されている国立競技場=6日、東京都新宿区で 東京五輪開幕から3年弱。6日の国立競技場周辺は閑散としていた。散歩中の女性(62)は民営化について「何か面白…
サッカー本 0060 『サッカーの記憶』 著 者 大住良之 発行所 出版芸術者 2009年5月10日発行 現在は多くのサッカージャーナリストがいる。その中でも個人的に尊敬できるサッカージャーナリストは、この本の著者である大住良之氏である。サッカーを見る視点と角度、掘り下げる深さは、文字通り尊敬に値する。それに加え文章力もうならせられる。 『サッカーの記憶』は9つのサッカー物語が書かれている。どの物語(試合)も語り継がれる伝説である。時代背景を含め試合以外の情報量がおもいっきり詰め込まれている。映像では表現できない文章力によるスケールの大きさを感じることができる。ドキュメンタリーであり、記録文学…