固有名詞としては仏教の八大夜叉大将の一、大元帥明王(たいげんみょうおう)のこと。
他に、Generalissimo の訳語として使われることも多い。元帥自体がもともとレアなので、その上を行くとなると一時代一人とか、歴史上4人だけ(ロシア帝国)とか、そういうレベルになる。
明治日本の制度的には陸海軍を統率する最高司令官としての天皇の称*1。
類似して、国家元首が軍服を着ている場合に大元帥という階級を用意していることはまま見られる(金日成、蒋介石、スターリンなど)。
他、パーシング*2やゲーリング*3に与えられた明らかに元帥よりも上の階級/称号を指す場合に使うこともある。
SF者(特にスペオペ者)が「大元帥」と言った場合は野田昌宏宇宙軍大元帥のことかもしれない。