大入島

“くるすばで迷走”では、結局、我が柴田姓のルーツを辿る事が出来なかった。ところが見るに見かねてか貴重な情報が届いた。送り主は高校の後輩で実家は柴田姓というから俄然やる気再燃である。 戦国から江戸初期であろうか大入島の片神浦に柴田三兄弟が落ちて来た。兄弟は片神浦を主家に陸側対岸の坂の浦、更に内陸の旧中野村にそれぞれ分住し今も墓が残る。そう一族に伝えられて来た。確かにいずれも柴田性が多い地区である。ただ、何故、何処から落ちて来たかが現時点では分からない。 古来、豊後海部郡の浦々には戦乱の敗者が多く住み着いた。大入島はその海部郡で最大の広さを持つ佐伯湾に浮かぶ。元は前島と呼ばれていたが大友宗麟が湾を…

前回の牡蠣はしょっぱすぎたが、今回注文した牡蠣がとりあえず私の今一番の好みとなったので報告。今回は生産者から直接届くという「食べチョク」からの注文。 大分県 佐伯市大入島にある新栄丸さんのシングルシード牡蠣です。 シングルシードというのは牡蠣を一個一個バラバラでかごの中で養殖するスタイルで、プランクトンの餌がまんべんなく与えられるという方法だそう。牡蠣が紐に連なって海の底深くにぶら下がっているタイプではないということ。 とにかく新栄丸さんの対応もすばらしく、届いた牡蠣は、まさしく私が求める小ぶりの牡蠣でした。味も完璧、これぞ探し求めていた牡蠣に会えたと瞬間。 生ガキで一番好きな食べ方はエシャロ…