大分県臼杵市深田にある深田の里、その東外れに紫曇山 満月(ガツ)寺は鎮座します。 里の中ほどは臼杵石仏公園として整備され、そこから西を眺めると臼杵石仏群と日吉神社が一望できます。 この公園の東、満月寺本堂の正面に臼杵石仏蓮畑があり、シーズンには一面見事な蓮の花が咲き誇るようです、訪れたのが10月26日という事もあり、この時期の蓮田は葉は枯れて寂しいものがある。 公園中ほどにこの公園の成り立ちが記されていました。 「現在の石仏公園一帯は、12世紀末臼杵摩崖仏が彫られたのと時期を同じくして創建され、摩崖仏を本尊とする満月寺の寺院跡とされる。 一帯からは柱列跡、工房跡、井戸跡などの遺構や、国産を始め…