2019年の旅で一番印象深かったのが、この奈良の旅でした。 ここは家族でも何度か訪れた場所でもありますし、司馬遼太郎の街道をゆくでも「十津川街道」として採り上げられて高校時代は何度も反芻して憧れていた道です。 △白銀局。西吉野の奥まった山の中。 △阪本局。十津川街道沿いにある古い作りの局。 △宗桧局。十津川街道沿いの小さな集配局。 △立川渡局 街道を行くのことはすっかり忘れてましたが、この立川渡局でこの辺が「大塔村」でしたと聞いて、あの大塔か、と思い出したのでした。 局の方の言い方がいかにもあの世に聞こえた「大塔」である、という風で何とも良かった。司馬文学に登場するものはそれくらい箔が付いたも…