古典エッセイスト
1961年神奈川県横浜市生れ、早稲田大学文学部史学科卒業。「宣伝会議」「河出書房新社」勤務を経て、1988年、失恋体験を綴った『いつの日か別の日か――みつばちの孤独』(主婦の友社)でデビュー。
1991年、平安朝古典を題材にした『愛はひき目かぎ鼻』(NTT出版)を、1994年、『源氏物語愛の渇き』(ベストセラーズ、ワニの選書) を刊行、次第に古典エッセイストとしての地位を確立する。 フェミニストではない。
以後の著作は、
『『源氏物語』の身体測定』 三交社 1994
『愛のしくみ』(『愛はひき目かぎ鼻』改題)(角川文庫) 1995
『カラダで感じる源氏物語』 ベネッセコーポレーション 1996
『源氏の男はみんなサイテー――親子小説としての『源氏物語』』マガジンハウス 1997
『男は美人の嘘が好き――ひかりと影の平家物語』(清流出版)1999
『「ブス論」で読む「源氏物語」』(『『源氏物語』の身体測定』を改題、加筆)(講談社+α文庫) 2000
『感情を出せない源氏の人びと』 毎日新聞社 2000
『太古、ブスは女神だった』マガジンハウス 2001
『面白いほどよくわかる源氏物語』(学校で教えない教科書) 日本文芸社, 2001
『カラダで感じる源氏物語』(ちくま文庫) 2002
『いつから私は「対象外の女」』 講談社 2002
『もっと知りたい源氏物語』 日本実業出版社 2004
『源氏の男はみんなサイテー』(ちくま文庫) 2004
『大塚ひかりの義経物語』(角川文庫)2004
『美男の立身、ブ男の逆襲』文春新書 2005
『愛とまぐはひの古事記』 ベストセラーズ, 2005
『ブス論』(『太古、ブスは女神だった』改題)(ちくま文庫)2005
『オバサン論』筑摩書房、2006
現在の連載
「大塚ひかりの古典美容道」(『美的』)