財団法人・日本文学振興会が主催し、文藝春秋が運営している、ノンフィクション作品についての賞。
略称、大宅賞、大宅壮一賞。
大宅壮一氏の半世紀にわたるマスコミ活動を記念して制定された賞。この賞はノンフィクション分野における"芥川・直木賞" をめざすもので、新しいノンフィクション作家の登場を促すとともに、すぐれた作品を広く世に紹介することを目的とする。正賞は100万円、副賞は日本航空による国際線往復航空券。内容はルポルタ-ジュ・内幕もの・旅行記・伝記・戦記・ドキュメンタリ-等のいずれかに包括されるノンフィクション作品全般。枚数制限はなく、1月1日〜12月末までに公表もしくは応募された原稿が対象。選考会は4月中旬、贈呈式は6月中旬(松本清張賞と合同)。作品は「文藝春秋」6月号に掲載。
現在の選考委員は猪瀬直樹・関川夏央・立花隆・西木正明・藤原作弥・柳田邦男の各氏。