人間的日常から自然の日常へ。それは魄の燃焼度によってなされることで、それもまた霊魂の作用なのですが、魄の次に登場するのが「魂」(陽の霊魂)です。次にというのは順番的な意味ですが、実際には、日常的に魂は気づきを与えてくれています。 人間には神的な何かを感じる力が備わっています。それが「魂」です。魂と魄については、多くは語られていませんが、想像も含めて、「魂」とは何かを考えてみたいと思います。 書かれているように、魂とは神を認識する霊魂ですが、認識能力を持っているというよりも、神の一部と考えたほうが正着でしょう。広義にとらえれば、すべては神なのですが、人間現実の視点からすると、人間には神の一部が備…