女優。声優。脚本家。本名は山下羨代。
1936年10月16日生まれ。東京都出身。
劇団俳優座を経て、現在アクターズ・セブンに所属。
夫はタレントの砂川啓介。
言わずと知れた「ぼくドラえもん」
劇団俳優座養成所在学中にNHKドラマ『この瞳』でデビュー。その後は、『破れ傘刀舟 悪人狩り』『剣』などの時代劇作品や、向田邦子原作ドラマに出演をする傍ら、声優としての活動も開始。『ハリスの旋風』『黄金バット』『サザエさん(初代カツオ役)』に出演し、演技の幅を広げていく。
1979年に放送が開始された『ドラえもん』のドラえもん役で人気爆発。その人気は、今や日本だけに留まらず、アジアを中心に世界的な人気を得ており、その個性的な声は世界の人々に知られるようになった。なお、2005年、26年間続けていた代表作『ドラえもん』のドラえもん役を降板した。(二代目は水田わさび)
また、美味しい水へのこだわりも強く、「おいしい水研究会」「水を語る女性の会」の委員を務めていたこともある。実は脚本家として「太陽にほえろ!」などの脚本を執筆したこともある。
「トリビアの泉」では、彼女のアルカノイド全面クリアの様子が放送され、アルカノイド名人ぶりを見せ付けた。営業で全国を回っているうちに、ゲームセンターや空港に立ち寄ることもあり、アルカノイドが好きになったとのこと。アルカノイド以外にも、中居正広のブラックバラエティで、旧式のブロック崩しゲームをうまくプレイするなど、ブロック崩しに限れば、玄人はだしのレベルである。
女優としての活動も活発であったが、近年はアニメ(ドラえもん)の知名度が遥かに高いことから、「アニメ」のカテゴリーに属することとする。
*1:ゲームソフト『スーパーロボット大戦』では、登場作品の声優を起用する際、当時出演した声優をそのまま起用し、ファンに対してサービスを行っているのだが、『無敵超人ザンボット3』が作品として登場した際、神勝平役として当時出演していた大山のぶ代氏にもオファーはあったのだが、「ドラえもんのイメージを大切にしたい」という本人の理由により、オファーを断った。代役は坂本千夏。