作家・翻訳家 1971年埼玉県生まれ。京都大学在学中は推理小説研究会に所属。 2002年e-NOVELSに犯人当てミステリ『彼女がペイシェンスを殺すはずがない』を発表し話題に。 2004年10月『アルファベット・パズラーズ』で本格的にデビュー。投票期日ギリギリの刊行ながら『2005本格ミステリ・ベスト10』で8位にランクインする快挙を見せる。 翻訳作品にニコラス・ブレイク『死の殻』エドマンド・クリスピン『永久の別れのために』がある。
ベスト本格ミステリTOP5 短編傑作選 (001) (講談社文庫) 著者 : 本格ミステリ作家クラブ 講談社 発売日 : 2018-12-14 ブクログでレビューを見る» アンソロジー作品『ベスト本格ミステリTOP5 短編傑作選001』を読みました。『心に残る物語――日本文学秀作選 右か、左か』に続き、アンソロジー作品です。-----story-------------当たり前だった現実が突然逆転したり、人生の見方がガラリと変わるような出来事が起こったり、この世界には驚くような謎や奇跡が鏤められている。そんな人生の一瞬を捉えた収録短編5作は’14年に発表されたミステリから、実作者たちにより吟味…
死の絆 赤い博物館 (文春文庫 お 68-4)作者:大山 誠一郎文藝春秋Amazon なんと本作で初めて、作者あとがきを読むことができた。 作者自身が、このシリーズは 「トリッキーさでは勝るとも劣らない」ものであり、 「最も本格ミステリの可能性を感じ」る作品だと語っている。 たしかに構図の組み上げ方に関しては、 氏のハズレ無しの作品群の中でも、際立ったシリーズかもしれない。 特に超絶的だった一作目に比べると、さすがに落ち着いた 内容にはなっているが、本書でもその良さは健在。 その意味での断トツのベストは、第4話「掘り出された罪」。 これこそ超絶構図なのだが、あとがきに書かれているような アイデ…
大山さんの赤い博物館シリーズ最新作。第三弾になりますね。このシリーズ 大好きだから続き読めて嬉しかった。今回も力作揃いです。過去の未解決事件を、 捜査資料を読んだだけで違和感を覚え、再捜査して事件を解決に導く犯罪資料館 館長の緋色冴子警視のキャラがやっぱりいいですね。クールビューティの彼女 ですが、回を追うごとに少しづつ人間味が増して来ている感じがします。助手として 駆り出された寺田聡巡査部長の存在が大きいのかな。別にお互いに恋愛感情は一切 ないだろうけども。 六編の短編が収録されています。第一話、三十年前の殺人事件の犯人だと名乗り 出て来た男の真意とは。第二話、善良に思えた夫婦を脅迫し、彼ら…
Jミステリー2022 FALL (光文社文庫) 著者 : 光文社文庫編集部 光文社 発売日 : 2022-10-12 ブクログでレビューを見る» アンソロジー作品『Jミステリー2022 FALL』を読みました。本シリーズは、昨年12月に読了した『Jミステリー2024 SPRING』以来ですね。-----story-------------日本ミステリーを背負って立つ超豪華執筆陣の競演、再び!人気と実力を誇る東野圭吾のほか、脚本家としても著名な太田愛、新進気鋭の新川帆立や斜線堂有紀に加え、支持の厚い大山誠一郎と似鳥鶏の新作書下ろしが楽しめる、豪華アンソロジー第2弾。全編新作書下ろし! これぞ、ミ…
大山誠一郎『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』(実業之日本社文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 大山誠一郎『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』(実業之日本社文庫) 多すぎる証人や同時刻に二人の女性が殺されることで成立する二律背反のアリバイの謎が光るシリーズ2作目。 あらすじ 時計屋探偵と沈める車のアリバイ 時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ 時計屋探偵と一族のアリバイ 時計屋探偵と二律背反のアリバイ 時計屋探偵と夏休みのアリバイ 大山誠一郎『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』(実業之日本社文庫) 時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2 (実業之日本社文庫…
ページ内のリンクには商品プロモーションが含まれています 「時を戻すことができました。――○○のアリバイは、崩れました」「アリバイ崩し」を副業とする、美谷(みたに)時計店の店主・美谷時乃(みたにときの) 那野(なの)県警捜査一課の新米刑事である「僕」は、今日も彼女に難事件のアリバイ崩しを依頼する。 今回は、同じ時刻に離れた場所で起きた二つの事件の容疑者が同一人物という、「二律背反のアリバイ」で――。 ドラマ化・マンガ化された「アリバイ崩し承ります」シリーズの、第2作『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』収録作品です。 2021年10月発表。 第75回日本推理作家協会賞短編部門受賞。 時計屋…
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大山 誠一郎『ワトソン力』(光文社文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 大山 誠一郎『ワトソン力』(光文社文庫) 主人公の周囲の推理力を高めて関わる事件を解決、しかしその力を利用されて監禁されてしまい... あらすじ 大山 誠一郎『ワトソン力』(光文社文庫) ワトソン力(りょく) (光文社文庫) 作者:大山 誠一郎 光文社 Amazon 主人公の周囲の推理力を高めて関わる事件を解決、しかしその力を利用されて監禁されてしまい... あらすじ 和戸のそばにいれば、だれもがたちまち名探偵に? 日本推理作家協会賞受賞作家が贈る新感覚謎解きミステリ短編集! 目立った手柄はないのに、警視庁捜査…
にわか名探偵~ワトソン力~ 作者:大山 誠一郎 光文社 Amazon 事件が発生すると周りの人間の推理力が向上して推理合戦を繰り広げる そんな能力ワトソン力を有する和戸宗治 捜査一課の巡査である彼が遭遇する奇妙な事件
内容(amazonより引用) 警視庁付属犯罪資料館、通称「赤い博物館」の館長・緋色冴子はコミュニケーション能力は皆無だが、ずば抜けた推理力を持つ美女。そんな冴子の手足となって捜査を行うのは、部下の寺田聡。過去の事件の遺留品や資料を元に、難事件に挑む二人が立ち向かった先は――。予測不能なトリック駆使、著者渾身の最高傑作! TVドラマ原作 赤い博物館 (文春文庫) 作者:大山 誠一郎 文藝春秋 Amazon 感想(ネタバレなし) 未解決の事件を、窓際に追いやられた刑事と、キャリアで美人の上司が解決に導くという、あまりにコッテコテな設定だが、そこからは考え付かないほどキレッキレの短編揃いで驚いた。 …