バンド。 みうらじゅん(Vo.G.)、喜国雅彦(B.)といった漫画家連中が結成した税金対策バンド。TBSの深夜番組「イカすバンド天国」内で活躍した。最近、映画化もされたみうらの漫画「アイデン&ティティ」は当時のバンド活動の経験に基づいている。
カリフォルニアの青いバカ テレグラム・ゲロ
みうらじゅん 喜国雅彦
何だコレ金返せ感のある映画ループはするし殆ど地獄 eiga.com 最後まで観て思ったが予告編だけで良いのだ大島渚 酒旨し姐様綺麗でもあの世俺はこの世の地獄が好きだ 監督・大島渚 主演・フォーク・クルセダース www.youtube.com 加藤とさ北山修背が高い端田宣彦チンチクリンだ 花嫁と夜汽車乗って駆け落ちか端田宣彦暗いマックス www.youtube.com 大島の渚大学京都や加藤和彦何で首吊る www.shochiku.co.jp ja.wikipedia.org 北山の修の服にチョウセンハングル書いて拉致監禁か 北山修とハングル eiga.com
無理心中 日本の夏 桜井啓子 Amazon ★★★ 18歳の淫乱娘・ネジ子(桜井啓子)が、誰かに殺されたいと願うオトコ(佐藤慶)と出会う。2人はライフルを掘り出す現場を目撃したため拉致されることに。倉庫らしき場所に連れてこられた2人は、人を撃ちたがっている少年(田村正和)、拳銃を所持しているおもちゃ(殿山泰司)、刃物で人を刺すのが趣味の鬼(小松方正)らと出会う。一方、外では白人のライフル魔が人を殺しまくっていた。 屋内のシーンが多いうえに登場人物の性格がきっちり決まっていて、どこか演劇っぽい雰囲気がある。大島渚が観念的と評される所以だろう。登場人物はあくまで状況を作る記号でしかない。みんな役割…
日本春歌考 荒木一郎 Amazon ★★★★ 大学受験のために学生たちが上京してくる。中村豊明(荒木一郎)、上田秀男(岩淵孝次)、丸山耕司(佐藤博)、広井克巳(串田和美)の男子4人。里美早苗(宮本信子)、金田幸子(吉田日出子)、池上智子(益田ひろ子)の女子3人。彼らは先生の大竹(伊丹一三)と居酒屋に行く。一方、男子たちは受験番号469番の女子(田島和子)が気になっていた。 この頃は日活もエロを織り交ぜてくるようになったが、本作についてはエロというよりは性である。政治と性を青春映画のメロディに乗せているのだ。ただ、やっていることはぶっ飛んでいるのに、根は真面目なのだからびっくりする。サービスとし…
日本の夜と霧 渡辺文雄 Amazon ★★★ 新聞記者の野沢晴明(渡辺文雄)と女子学生の原田玲子(桑野みゆき)が結婚式を挙げている。2人は60年安保闘争で知り合った。現場は祝福モードだったが、そこに元同志の太田(津川雅彦)が乱入してくる。太田は北見(味岡享)の失踪について話し、その場にいる人たちを糾弾するのだった。また、破防法世代の宅見(速水一郎)も乱入、スパイ扱いされて自殺した高尾(左近允宏)について物語る。 この時代から左翼運動が行き詰まっていたことが分かって興味深い。武装闘争か平和闘争かの対立があり、どちらの手段を取っても体制の打倒はできないことが示唆されている。ある人物は前衛が頑張れば…
太陽の墓場 炎加世子 Amazon ★★★ 釜ヶ崎のドヤ街。花子(炎加世子)はヤス(川津祐介)たちと協力して売血で稼いでいた。そんなある日、武(佐々木功)と辰夫(中原功二)の幼馴染が愚連隊の信栄会に入る。花子は信栄会の会長・信(津川雅彦)とビジネスをすることになった。信栄会は暴力団の大浜組を恐れてドヤを渡り歩いてる。一方、ドヤ街では動乱屋(小沢栄太郎)が一目置かれるようになっており……。 愚連隊が何なのかよく分からないのだが、要は現代の半グレみたいなものだろうか。反社会的な組織であるものの、暴力団のような格式はない。会長を含め構成員がみな若く、見た感じ不良集団の延長のようである。ただし、掟はと…
昭和の"たちんぼ"映画第二弾は大島渚監督作品! おおまかなストーリー 映画の感想 ➀青春時代の過ごし方は大切! ②男女が結託する"立ちんぼ"がある!と発見 ③ライドシェア導入は慎重にした方がいいのでは? ④川津祐介さんが無軌道な若者にピッタリ! ⑤桑野みゆきさんが清純派の殻を破った! ⑥佐藤慶さんの悪役っぷりがいい! この映画のエピソード ➀川津祐介さんと桑野みゆきさんのラブシーン 昭和の"たちんぼ"映画第二弾は大島渚監督作品! 前回の映画紹介「夜の女たち」に続く 昭和の"たちんぼ"映画第二弾は 大島渚監督の「青春残酷物語」(1960年)です! 同じ"立ちんぼ"と言っても 前回の作品とはかなり…
青春残酷物語 デジタル修復版 桑野みゆき Amazon ★★★ 不良少女の真琴(桑野みゆき)が中年男にホテルに連れ込まれそうになる。そこを大学生の清(川津祐介)が助ける。それをきっかけにして真琴と清はいい仲になる。清は真琴を使って美人局をすることに。同時に真琴の妊娠が発覚する。 松竹ヌーヴェルヴァーグの嚆矢となった映画である。 60年安保闘争を背景にしているところが目を引いた。また、韓国の四月革命も引用されている。当時は世界的に政治の季節だったわけだ。若者は青春の怒りを政治にぶつけていたのである。ところが、彼らの運動も完膚なきまでに叩き潰された。こと日本において市民運動が成功した試しはない。日…
映画監督大島渚の関係者へのインタビューをドラマ仕立てにした、半ドキュメンタリー作品。 下記、ネタバレ注意(?) 大島渚は毀誉褒貶相半ばする監督で、たぶんまだ作品は直接は見たことがない。 が、無論興味はあるので知識の仕込みとして良かろうとチョイス。 「オオシマギャング」は、無論、大島監督作品の制作に直接関与した人々を指す。 大島監督の妻で女優の小山明子が、インタビューでは大きな比重を占めている。 当時、大島は既に介護を必要とする状況だったらしく、その時の大島自身は作品には出演していない。 大島と松竹との関係に重心が置かれた描写ゆえに、大島作品や大島自身の思想というものが浮かび上がる内容となってい…
愛と希望の街 渡辺文雄 Amazon ★★★★ 少年・正夫(藤川弘志)が靴磨きの女たちに混ざって鳩を売っている。それを会社重役の娘・京子(冨永ユキ)が買い取る。ところが、それは鳩の帰巣本能を利用した詐欺だった。正夫には病気の母(望月優子)と自閉症の妹(伊藤道子)がおり、一家は生活保護で暮らしている。一方、京子には兄・勇次(渡辺文雄)がいて……。 貧富の差を題材にしたネオレアリズモっぽい内容だった。わりとまっとうな劇映画で驚いたが、そもそもヌーヴェルヴァーグはネオレアリズモから影響を受けているので、キャリアの初期にこういう映画を撮るのも必然なのだろう。方や高度経済成長から取り残された貧困層。方や…
帰って来たヨッパライ 加藤和彦 Amazon ★★★ 3人の学生(ザ・フォーク・クルセダーズ)が最後の休暇を楽しむため海にやってくる。服を脱いで泳ぎに出ると何者かに服がすり替えられていた。煙草屋の老婆(殿山泰司)に朝鮮からの密航者と間違われた3人はその場から立ち去る。銭湯でくつろいでいると、後ろにいた女(緑魔子)から服を盗むようアドバイスされる。そして、拳銃を持った青年(佐藤慶)と少年(車大善)が現れる。 ヒット曲とタイアップしたコメディかと思いきや、ベトナム戦争の脱走兵というシリアスな問題も扱っている。低予算らしい安っぽさがシュールな雰囲気を醸成していてなかなかすごい。ザ・フォーク・クルセダ…
大島渚の映画って『戦場のメリークリスマス』を部分的に見ただけ(しかも面白くなかった)なので、一度まともに見てみようと、切通理作『怪獣使いと少年』で言及されていたこれを見た。1時間ほどの短い映画だったけれど、面白かった。これが監督デビュー作らしい。どこをどう見ても高校2年生に見えない金持ちの娘がやたら鼻につく、タイトルとは裏腹に愛も希望も、ついでに夢も無いお話。
(ポピュラー・カルチャー論講義補遺)「アメリカ」を考える(14)CIEの映画と堀内誠一のデザインと 占領期のアメリカの文化的影響に関して、GHQの民間情報教育局(CIE、Civil Information and Education Section)の存在は、土屋由香・吉見俊哉編『占領する眼・占領する声:CIE/USIS映画とVOAラジオ』(東京大学出版会、2012年)をはじめ、近年研究の進展をみていますが、まだなかなかその全貌がみえてこないところがあります。 108p「占領期にGHQの民間情報教育局(CIE)の肝煎りで積極的に展開された公民館運動は、戦後民主主義の実験的な拠点となったもので、…
この週末で東京の桜も満開になりました。60年代 ’’Violets of dawn’’という美しいフォークソングが有りましたが、夜明けの桜も美しいです。 昨晩日曜夜のNHKスペシャル、『Last Days 坂本龍一 最期の日々』、文字通り珠玉のようなドキュメンタリーでした。NHKすごいと思いました。この感想は次回に(笑)。www.nhk.jp それにしてもこの週末、日本が変わるには外圧しかないな、と改めて思いました。台湾と日本の地震への対応の差を見れば、日本の為政者のレベルが著しく低いことがわかる。台湾の避難所「地震から2〜3時間後には設営が終わりました」石川県知事「地震から13日後に現地入り…
この日記は明治元年四月一日から始まっています。この年は九月八日に明治と改元されました。それまでは慶応四年でした。 この年は次のような出来事がありました。 一月三日 鳥羽、伏見の戦い。 三月十四日 西郷隆盛と勝海舟が会談し江戸城開城の了解なる。五ケ条の誓文発布(十五日、五枚の立札を掲示)。 三月二十一日 天皇が大阪行幸。閏四月八日京都へ帰る。 四月四日 江戸城開城し、十一日徳川慶喜水戸に屏居謹慎し、榎本武揚が幕府の軍艦を率いて北海道へ向かう。 四月二十五日 近藤勇、江戸下板橋で斬られる(三十五歳)。 閏四月八日 天皇が大阪行幸から京都へ帰る。 閏四月三日 福沢諭吉、芝に英学塾を移転し慶應義塾と改…
川上さわ監督『地獄のSE』を見た。凄かった。 とりあえず見終わった直後のポストがこちら。川上さわ監督『地獄のSE』を見てきたけども、これは凄いわ…。見たことない映画だった……。 pic.twitter.com/pfXnJMWhYV— 両目洞窟人間 (@gachahori) April 5, 2024 この感想で終わってしまってもいいのだけども、やっぱちゃんと何がどうだったのか拙くとも書いておきたいという気持ちがめっちゃある。 というわけで、以下はぼんやりとした感想です。 とりあえず見終わってしばらく呆然としながら歩いてしまった。 大阪の地理感がある人にだけ伝わることを言えば、十三駅から淀屋橋駅…
皆様こんにちは。決算期のまっただ中、ブログを1週間以上ほっぽって仕事してました。 小さい所帯の会社で決算が始まると、毎日途方もなく疲れます。決算書類には70%で合格みたいな曖昧ラインは存在せず、100%完璧なものを作らねば企業の信頼を維持できません。 河合隼雄さんの「こころの処方箋」にも書いてありましたね。人間、合格点だけではダメな時があります。毎日ストイックに自分を責めることは求めませんが、あまり自分をなぁなぁで放置し続けると、肝心な時に100%が出せなくなります。 70%でも99%でもいけない場面で100%を出す。これを集中力と呼びます。なんでも出し切ればすっきりしますよね。出し切ってダメ…
今回は、私が個人的に愛するコンテンツや推し的な人、キャラクターについて紹介できればと思います。クィアな観点が前提となっていることを一応明記しておきます。あと、好きなコンテンツを羅列したため、長いわりにあんまり中身のない紹介になってしまっているかもしれませんが、ここであげた作品は基本的にどれもおすすめなので興味があれば是非見たり、聞いたりしてみてください。 長くなりすぎて、気づいていない誤字や脱字も多々あると思います。見つけたら適宜修正していきます。 アニメ編 カウボーイビバップ 少女革命ウテナ カードキャプターさくら ノワール キノの旅 中村隆太郎版 蟲師 電脳コイル 日常 少女終末旅行 まち…
懐かしいけれど、見たことのない風景。アニメを通して、日本の美しい自然を再認識させてくれる稀有なクリエーター、新海誠 監督。 彼の最新作『すずめの戸締まり』が、地上波テレビ放送されます。 この記事では、『すずめの戸締まり』のあらすじとキャラクターを相関図付きでご紹介。気になるキャストもくわしくお伝えします。 『すずめの戸締まり』地上波テレビ放送(2024)はいつ?英語タイトルは? 映画『すずめの戸締まり』あらすじ【17歳の女子高生が,日本全国をかけめぐる】 誰が何県にいる?【相関図】『すずめの戸締まり』 【草太やたまきの声優は?】『すずめの戸締まり』登場人物&キャスト 岩戸 鈴芽(いわと すずめ…
おはようございます! いざとなれば損得を度外視できる、その性根。 世の中にそれを持つ人間ほど怖い相手はない #真田幸村 3月31日 今日は、『オーケストラの日』 3(み) 3(み) に 1(いい)日らしいです 本日のお誕生日 大島渚さん、毒蝮三太夫さん、舘ひろしさん、鶴久政治さん、小川直也さん、宮迫博之さん、モリマンさん、真鍋かおりさんなどなど もんち的には、年齢不詳のシルクねぇさんの誕生日 本日お誕生日の方々、おめでとうございます ㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️ シルク 本名、粕谷 文子。 実家は和菓子問屋。 三姉妹の長女。 裕福な上に高学歴というお嬢様で育った。 大学生時代にはロンドンに1年過ごして…
3月31日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 運が向くこと祈りつつ年度終わる 雅舟 【花】 アマナ 【花言葉】 運が向いてくる 【短歌】一輪のアマナの花をくわえたる使者めく鳥が飛び立ちゆけり 私のすぐ前から、その鳥はまるで幸せの使者のように飛び立っていきました。「力強くまっすぐに進みなさい」と旅立ちを祝ってくれているようでした。 【季語】 甘菜 春休み 花見 【俳句】 甘菜掘る草野球から目を逸らし 守屋 明俊 突堤に足を垂らして春休み 牧野多絵子 花見にも行かずもの憂き結び髪 杉田 久女 【三行詩】一般に年度末は歳末ほどの 耳目を欹てるものなけれど 管理社会の掟として悲…
240330 Merry Chrismas, Mr. Laurens 1983年 日英合作 2h3m 脚本(共)・監督:大島 渚 この名作、実はリアルタイムは元より、その後、TV等でも見る機会がなく、やっと見ることになりました。いやぁ、やはり名作ですねぇ。大島 渚、今更ながらですが、大したものです。 オランダ人の思想家、哲学者、小説家、農夫、兵士、教育者、ジャーナリスト、etc.のLaurens van der Postがインドネシアでの実体験を元に書いたThe Seeds and The Sower(タネと種を蒔く人)を大島 渚が映画化した作品。ということで、かなり実話に近いストーリーと思わ…
最終回はまたしても桑野みゆきさん主演映画! おおまかなストーリー 映画の感想 ➀さらに清純派を脱却した桑野みゆきさんの演技 ②暴力的なシーンを極力見せないのがいい そもそも桑野みゆきさんはなぜ娼婦に? 女工について(映画をより深く理解するために) 映画の桑野みゆきさんはダブルワーク! 中村登監督が桑野みゆきさんの起用法を反省? 最終回はまたしても桑野みゆきさん主演映画! これまで2作品シリーズで紹介してきた 昭和の"立ちんぼ"映画の最終回は 前回に引き続き、またしても桑野みゆきさんの 主演作となりました 1964年公開の「夜の片鱗」です(中村登監督)! おおまかなストーリー 芳江(桑野みゆき)…