小説家。1930年11月11日、東京生まれ。本名・美那子。津田塾大学卒業。
1968年「三匹の蟹」で群像新人賞および芥川賞を受賞。1982年『寂兮寥兮』(かたちもなく)で谷崎潤一郎賞受賞。1996年『赤い満月』で川端康成文学賞を受賞する。 小説に『揚梅洞物語』『舞へ舞へ蝸牛』『がらくた博物館』など、評伝に『津田梅子』、エッセー集に『女の男性論』『続・女の男性論』など、晩年の著書としては『雲を追い』『浦安うた日記』などがある。
2007年5月24日、76歳で死去。
外はずいぶんと気温が下がってきて 冬が近づいてきてますが 部屋の中ではヒマワリが とってもきれいに咲いています^^ ・・ 幸福な結婚とは いつでも離婚できる状態でありながら、 離婚したくない状態である 結婚して以来 とーさんとは 今まで大きな喧嘩は 一度もしたことがありません 喧嘩というようなものは ないかも? 私は気が短いですが とーさんは私よりは気が長くて 私より心が大きいし まず私のことを否定をしないので ぶつかることがないのだと思います ご飯の味が薄い時は 「健康には薄い方がいから」 濃い時は 「ごはんのお供にぴったり」 いつもこんな風にプラス思考 以前、旅行の途中で電車の中に オムツ…
世間的にいうと、当方の性格はゴミ屋敷の主に極めて近いようでありまして、 そうならずにとどまっているのは、同居人のおかげでありますね。子どもたち にいわせると、こんなに好きにして、居間に本を積んでいるなんてありえない とのことです。そうか、最近は居間にダンボールを積まないだけいいではない かというのは、言い訳にもならずです。 そんなことで、正月くらい居間に本とか録画したブルーレイディスクを積ま ないようにということで、片付けを行うことにです。 合わせて、HDDレコーダーの残りが少なくなっているので、ここからブルーレイ にダビングして、空き容量を増やすことにです。 本日の午後からはNHKで「72時…
土曜日の午前は新聞の読書欄に目を通してから、ゴンチチのラジオ番組を きいて、そのあとでトレーニングに行こうということになっていました。 10時過ぎに電話がありまして、これが助けを求められる内容でしたので、す ぐに高速道路を利用して、駆けつけることになりました。 そういうわけで夕方まで助っ人を演じておりました。留守中に先日に注文 してあった本が届いたりしていましたが、それを話題とするのは、明日以降 でありますね。 本日の朝には、昨日に図書館から借りてきた瀬戸内寂聴さんの「奇縁まん だら」の元版のほうを手にしていました。先日まで図書館から借りていた 寂聴全集版の「奇縁まんだら」は予約が入っていて、…
大庭みな子の『風紋』という小説を読んだ。 最後の短編という。小島信夫が脳梗塞で倒れて危篤状態にあるという知らせを聞いて書かれた。 二人の対談などの様子から、大庭みな子が小島信夫に好感以上の思いを寄せていることは何となく分かっていたが、最後の最後になって、こんなに明け透けにストレートに思いを表現しているのを知って驚いた。 ナコは信さんを何十年も好きだったが、抱き合ったこともなければキスしたことさえなかった。今になってあんなに何度も会ってもっと近付く機会はいくらもあったはずなのに、そうしなかったのはどういうわけだろう、と不思議に思う。ナコはいつでも思い立つとのこのこ出かけてゆき「もっと強く抱き締め…
『大庭みな子全集』(日本経済新聞出版社)第22巻に載っている対談がおもしろい。 深沢七郎との仲の良さが伝わってくる対談もいいし、私小説をめぐっての佐伯一麦との対談もある。 もちろん小島信夫との対談もあって、これがまた面白いのだが、それについて後で述べるとして、瀬戸内晴美(寂聴)が対談の中でやたらに小島信夫について言及しているのが面白いのだ。 まるで小島を巡って二人の女流作家が恋のさや当てをしているようにも見え、明らかに瀬戸内が大庭にシットしているのが分るのがさらに面白い。 二人そろって、小島の奥さん(前妻の時子さんと今の愛子さん)がうらやましい、あんなに女の気持が分る男はいない、信夫さんのよう…