白川静+梅原猛『呪の思想 神と人との間』(平凡社ライブラリー 2011, 平凡社 2002) 日本が誇る変人師弟対談。白川静が師、梅原猛が弟子という、異次元を垣間見させてくれるような組合せ。 独自の思想を抱いてしまった思想家の語りが日常の思考を揺さぶらずにはおかない。 本書の中では「訓読みをするのは日本人だけです」という白川静の指摘がいちばん衝撃的。 日本人であれば漢字の「訓読み」に想いをはせる必要があるといいたそうな熱に、とにかく同調する必要がありそうに感じさせてくれる。異様に存在感のある語りに出会える一冊。 www.heibonsha.co.jp 目次:第1章 ト文・金文―漢字の呪第2章 …