幕府の権能は朝廷から委任されたものであるという理解に基づき、1867年(慶応3年)に、ときの征夷大将軍である徳川慶喜が大政(国家の統治権)を朝廷に返上したこと。 これにより、700年続いた幕府の歴史が終わる。なお、この2ヶ月後に「王政復古の大号令」が出された。 これにより、朝廷政府は予想されていた旧幕府中心のものでないものとなった。
2006年以来、14年ぶりに二条城内を見学しました。2006年のログを見るに、この同じ場所で同じアングルで写真を撮っているんですね・・。人間の行動パターンというものは、自ずと決まっていることを実感いたします・・・苦笑 しかし、門が当時より綺麗になっちょる! 前回は「龍馬をゆく」旅を始めてから二年目のことで、無論京都も初めて(修学旅行以外)、二日間の旅程で「龍馬」と「新撰組」を巡った為、そうそう時間的余裕はありませんでした しかし2020現在は滋賀在住にて、JRで約20分で京都です。うめじろう的には、有り難過ぎる環境です!自然、一カ所をじっくりと、ゆっくりと、気の向くがままに堪能させていただけま…
タイトル 2020年月日 君知るやこの熱き胸の想いを、はい、獰猛どうもうです。 中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍 タイトル 序 閑話休題的植物泥棒の話 破 急 序 まあ世の中いつの時代もこんなんだろうと思うけれど、昔から飼っていた犬が人を噛むなんて話はある。が、それが商売家の中で人の手を噛むなんていうのは、あんまりあることではないのじゃないかなと思う。 基本的に食べ物を売ってる店で、動物などをたとえ許可を得てたとしても放し飼いにはしてほしくない。ネットでは猫が雑貨店や食べ物屋さんなどでうろうろしている画像がけっこう見つかる。 ネットで猫の可愛さも十分理解できる。 私はどち…
【写真は2021年(令和2年)高杉晋作の命日に訪れた終焉の地に掲げられたものです】 4月14日は、 幕末の中心的人物の1人、 長州藩士・高杉晋作の命日です。 (高杉晋作とは・・) 高杉晋作は幕末に倒幕派の中心となった人物です。 藩校明倫館、松下村塾に学び1863年に外国船から攻撃をうけた時に奇兵隊を結成し、 外国勢と戦います。 翌1864年に四国連合艦隊との講和において正使として活躍します。 また第1次長州征討の後、長州藩を討幕に転換します。 1866年6月におきた第2次長州征討では指揮をとり、各地で幕府軍を打ち破ります。 (「近世名士写真」国立国会図書館ウェブサイトより) また、高杉晋作は、…
■【きょうの人】 0412 後藤 象二郎 土佐藩士 「土佐三伯」の一人 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。 ■ 後藤 象二郎 土佐藩士 「土佐三伯」の一人 (ごとう しょうじろう 天保9年3月19日(1838年4月13日)- 明治30年(1897年)8月4日) 幕末から明治時代の武士(土佐藩士)、政治家、実業家で、正二位勲一等伯爵を得ています。板垣退助・佐々木高行とともに「土佐三伯」の一人に数えられています。 幼名は、保弥太、良輔で、象二郎は通称です。諱は、正本(まさもと)、元…
石井孝氏の著書『戊辰戦争論』を引き続き、ぼちぼち読んでいる。 今回「あれ?」と思ったのが、かの有名な「坂本龍馬暗殺」。 日本史好きな人には周知の事実かも知れないが、竜馬が暗殺された時期に、私は驚いた。 慶応三年(1867年) 10月14日「大政奉還」 11月23日「坂本龍馬暗殺」 12月9日「王政復古の大号令」(「12月9日の政変」ともいう) 坂本龍馬は土佐の人である。 倒幕勢力の中心は薩摩藩、長州藩。 薩摩藩と長州藩を結び付けた「功労者」として坂本龍馬は有名だが、 その坂本龍馬は、「大政奉還」をどう見たか? そして死後に実行される政変=「王政復古の大号令」を。 「王政復古の大号令」が、「12…
1:本題に入る前に、かなり長く前フリ話をします。早めに読みたい方は【本題】へ 「青天を衝け」自分は早々に脱落したんですが、「桜田門外の変」だったんですね。この回だけは見ればよかった…土曜の再放送かNHKプラスをアレするか。\本日放送!/#青天を衝け第9回「栄一と桜田門外の変」4月11日(日)[総合]夜8時[BSP・BS4K]午後6時 pic.twitter.com/CW3xQ8RbXS— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) April 11, 2021 なんで知ったかと言うと、例によって過去記事へのアクセス増加にて。永遠の名作、昭和から令和にまたがる大長編連載「風雲児…
ワンコ井伊の暴走と尊皇攘夷で浮かれる栄一 忠誠心だけで突っ走るワンコ井伊。いよいよ反対者を弾圧する安政の大獄に踏み切ります。斉昭は江戸を追い出され、慶喜は強制的に隠居させられて幽閉。ここでまたへそを曲げてヒッキーになる慶喜。やっぱり何考えているか良く分からん。とにかく無意味に頑固なことだけは分かった。これがやはり同じく無意味に頑固な栄一と共感するという展開か? 一方の栄一は完全に新婚ボケ。そこに帰ってきたのはやっぱり長七郎だったか。長七郎から江戸の現況を聞かされた栄一は「井伊って悪い奴なんだな」という非常に単純な認識。まあとにかくお目出度い奴です。バカ兄貴は井伊が異人を受け入れたせいでコレラが…
皇帝の一人称 帝高陽之苗裔兮朕皇考曰伯庸━━『楚辞』離騒 かつては皆が朕、詔、璽を使っていた。 你好(ニーハオ)。 朕(わたし)は聖書(ヴィヴリア)と北欧神話ノアス・ミサラズィと虚淵玄好きのヒストール、よろしくね。 これは『Fate/Grand Order』で虚淵玄が書いた「人智統合真国シン」が実は和イベントの祖という話。【なぜ人と鬼が戦うのか?】その背景を含めてカルマを終わらせるなら、日本の姉なる偽太陽を終わらせる話となる。 まずFGOの秘密を。 FGOは『平家物語』剣巻を和イベントの軸にしている。 項羽と劉邦 沛公は貴坊の属鏤(ショクルを伝へ、白蛇の霊を切り、天帝の名を出だすを得たり。始皇…
【凄すぎて渋沢栄一も戸惑った「西郷隆盛の眼力」】 大久保利通と同様に「底知れない男」と実感#東洋経済オンラインhttps://t.co/ZBYGNXY3d1— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2021年4月10日 渋沢が西郷と初めて対面したのは、一橋家の家臣だったときのこと。同じく一橋家家臣の平岡円四郎に密偵を命じられ、渋沢は相国寺の宿に泊まる西郷を訪ねている。2人は出会うや否や、攘夷運動や藩政改革などについて議論して、大いに盛り上がった。西郷は渋沢を気に入ったらしく、こんなことを言った。「お前はなかなか面白い男じゃ。食い詰めて仕方なく放浪しているのでなく、生活手段があってしか…
ネタバレありです。タイトル通り、めちゃくちゃな文になってます。まだ知りたくない!という方はここから先は読まないことをおすすめします! 覚えてないところや記憶違いが多々あると思います。「ここ違うよ」というところがあれば教えてください! 緞帳が上がると、すでに大きな金屏風を背にし、小さな舞台(台?)の上に深々と座礼している二人が現れる。紺色の着物に裃をつけていた。 客席からの大きな拍手と「わぁ……!」という声に包まれる。 最初にナが挨拶。お声良きすぎる。カッコよかったです。二人とも顔を上げた瞬間、目の前の光景に少し圧倒されているようだった。超真剣挨拶だったのに途中で、「私、なんじょうしょうすけは!…
根津神社である。 本日はここから散歩をスタートする。素晴らしいことにツツジのシーズンであった。 壮観!! 泳ぐ鯉氏とぷかりんこする亀氏。 ハト氏も人慣れしている。 ・・・・・・さて根津神社を出た後はどうするか。ノープランである。谷中銀座に向かうことにした。 和栗や 初来訪。 元祖搾りたてモンブランとして有名。大行列するらしいのだが、待ちは3組ほどであった。そういえば食べたことなかったので、並んでみることにした。待っている間に店員さんにオーダーを聞かれ、一番ベーシックなメニュー「デセルモンブランほうじ茶セット」を注文。しばらくしたのち、席に通された。 デセルモンブランほうじ茶セット到着。 おお、…
3033日目・文字霊日記 マグダレーナ(Magdalena)・・・高知・狡知・後置 常呂(ところ)町・土佐? 常呂(トコロ)郡 常呂(トコロ)町 土佐(トサ) ↓↑ 常=龸+吊 龸=小 +冖=しょう・しょうがしら 常=尚+巾 尚=なおがしら ショウ くわ(える) たっと(ぶ) とうと(ぶ) なお たっとぶ・とうとぶ 敬い重んじる くわえる・付け加える たかい・たかくする こいねがう・希望する 「なお」 「その上・さらにその上」の意 「なお」 「やはり・依然として」の意 「こいねがわくは」 「~を願う・どうか~であってほしい」の意 ⺌+冖+口+巾=小さいワは口の巾 口巾を憚る? 憚=忄+單 忄+…
毎週水曜夜8時からBSプレミアムで放送中の『英雄たちの選択』。歴史学者磯田道史さんと杉浦友紀アナウンサーが司会の教養番組です。 www4.nhk.or.jp ゲストの専門家の方々 勉学と家業を両立 藍の葉農家を番付する 攘夷思想に傾く栄一 "神託"について専門家の意見 高橋源一郎さんの意見 鹿島茂さんの意見 中野信子さんの意見 磯田さんの意見 人を物と思う若い脳 栄一に迫る大きな選択 一橋家はどんな状態だったのか? 高橋さんが考えた平岡が栄一を誘った理由 鹿島さんが考える平岡が栄一を誘った理由 中野さんの選択 高橋さんの選択 鹿島さんの選択 磯田さんの選択 実際の栄一の選択 慶喜との出会いで運…
若き日の渋沢栄一の話 渋沢栄一は新札のこともあり、今年は歴史関係の番組で散々取り上げられている。 tv.ksagi.work tv.ksagi.work どころか実はこの番組でも以前に取り上げている。 tv.ksagi.work ただ前回の時は「論語と算盤」をテーマにして渋沢栄一の明治以降の財界人及び社会事業家としての側面を描いているので、今回はそれ以前の栄一の姿を描くことになる。ちょうど大河でのこれからの展開を予習するようなものであり、もろに大河連携になる。なお内容的には実際は上の番組で既にやられている内容なので新味はない。 // 攘夷運動に身を投じた若き日 さて血洗島の藍玉農家の息子だった…
2021/04/06 小西四郎「日本の歴史19 開国と攘夷」(中公文庫) の続き この時代に起きた政治的な事件として、蛮社の獄1839年と大塩平八郎の乱1837年が有名。いずれも現政府によって徹底的に弾圧され、首謀者は自死を選ばされる。このような大衆嫌悪・民衆嫌悪は封建社会の常ではあるが、この政策は明治政府にも継続した。1880年の自由民権運動もまた同様に弾圧され、首謀者は有罪となり、国外に亡命したりした。 またこの時代には、ロシアからの開国要求が繰り返される。このときはまだ強硬姿勢が通用したので、瀑布と出先の藩はロシアの要求をはねつけた。(その際に、ロシアから帰還した漂流民への仕打ちはひどい…
渋沢栄一記念財団 2021年の活動が始まりました|研究センターだより〔研究センター|公益財団法人 渋沢栄一記念財団 - 2021年3月20日〕https://www.shibusawa.or.jp/research/newsletter/post_2.html 景気判断は紙からデジタルへ 渋沢栄一翁ならどう読む?〔日刊ゲンダイDIGITAL - 2021年4月2日〕https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/287329 「渋沢栄一の観察法、役者の役に」 慶喜の養祖母役・美村里江さん〔毎日新聞 - 2021年4月3日〕https://ma…
石井孝著『勝海舟』を引き続き読んでいる。 この本は、先日読み終えた『幕末 悲運の人びと』とは違って、諸資料からの引用も多々ある。しかし引用文が多少分からなくても支障がないように書かれている。 1867年(慶応三年) 10月14日、大政奉還。 12月9日、王政復古の大号令。 この「大政奉還」から「王政復古の大号令」。 幕府が、「大政」を「奉還」したのだから、「王政」が復活するのは当たり前だと私たちは錯覚するのだが、これが大事件だった。 当たり前のことではなかった。 「王政復古の大号令」のことを、「12月9日の政変」とも呼ぶらしい。 「大政奉還」をも利用して、徳川慶喜は「幕府絶対主義」を目ざしたが…