クリスマスイブのセッションでカウンセラーに「2020年はどんな年だったか」と聞かれ、小晦日のセッションでは「2021年はどんな年にしたいか」と聞かれた。 私の答えはこうだ。 2020年は繭の年だったと思う。 今まで37年間、青虫としてえっちらおっちら生きてきて、いつも一生懸命な私だった。もがいてもがいても五里霧中の時も多かった。今年、1月14日にニューヨークに引っ越してきて、青虫時代の続きとして、沢山の外的環境が新しくなった。無意識に緊張していた日々があり、新生活に慣れぬ間に、パンデミックの震源地に生きることになった。緊張に、恐怖と不安が真綿一枚を乗せるように覆いかぶさった。振り返って分かるこ…