むかしクイズダービーというテレビクイズ番組があった。 何人かの著名人がクイズに答える。常連枠とゲスト枠があった。二人組の一般参加者が誰が正解するかを予想して、賭ける。賭けられた著名人がクイズに正解すると持ち金が増える。 倍率があり、当たんないだろうな、と思われる人の倍率は高い。司会が大橋巨泉で、常連回答者のなかに、はらたいらと篠沢秀夫がいた。漫画家のはらたいらは博学でなんでも知っている。だから倍率は低かった。篠沢教授は、楽しいキャラクターだが、ものを知らない。だから倍率が高かった。 効率よく賭け、いちばん多く稼いだ組の勝ちで、最後のクイズでぜんぶ賭けて逆転──なんてこともあった。 はらたいらと…