1980年代、日本の暴力団は幾多の内部抗争と政治との黒い癒着の末、全国統一を成し遂げ、更に海外のマフィアと手を結び、日本全土を制覇する巨大な犯罪組織を形成した。“ジャパンマフィア”の誕生である。
警察庁は、この巨大組織の壊滅を目的とし、選りすぐりの精鋭部隊を編成。ジャパンマフィアに戦いを挑んだ。この部隊の唯一の目的は、ジャパンマフィアの壊滅であった。
恐れを知らぬ彼らの行動を、組織は“MP”即ち“マッドポリス”命知らずの警官と呼んで恐れおののいた。
(オープニングナレーションより)
あの傑作テレビドラマ『探偵物語』の後番組として、一部好事家に有名な破壊的刑事ドラマ。
『十秒に一発撃ち、一分に一人死ぬ!』のキャッチフレーズどおり、撃って撃って撃ちまくり、殺して殺して殺しまくる、警視庁内部の特殊班『マッドポリス』の活躍劇…というより殺戮劇を描く。