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大腸癌

(サイエンス)
だいちょうがん

大腸癌の罹患者は日本で増加傾向にある。罹患率は40~50代から増加し始める。高齢者に多い癌である。
生存率は比較的高いといわれている。


大腸は結腸(盲腸からS状結腸までの)と直腸(S状結腸から肛門へ向かう15cm程度のまっすぐな部分)に分けられ、どちらの部分にできるかによって結腸癌と直腸癌とに大別される。

原因

  • 遺伝子(家系):直系の家族に同じ病気の患者が要る場合にはリスク要因として考えられ得る。
  • 年齢:年をとるほど罹患率は上昇する。
  • 生活習慣(食生活):肉類や脂肪を多く摂取する食生活。飲酒。喫煙。

など。
また、運動をすることや、食物繊維をとって便通をよくすることが大腸癌の予防につながるとも言われている。

症状

初期の場合、ほとんど症状は見られない。
ある程度進行すると、血便、排便痛、便が細くなる、残便感、腹痛、下痢と便秘を繰り返すなどの症状がみられる。

治療

進行していても、転移していなければ高い確率で完治させることができる。
大腸癌の治療のメインは内視鏡を用いて癌を切除する方法と、お腹を開く手術で切除する方法である。
癌が転移していた場合や、手術後の再発防止のため、また延命のためやQOLの向上させる目的で化学療法も用いられる。
放射線療法は、再発防止、手術前に腫瘍を縮小させておく、延命などのために利用される。
(参考→癌の外科療法癌の化学療法癌の放射線療法


診療科:外科・消化器科


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