1941年8月14日に、フランクリン・ルーズベルトアメリカ合衆国大統領とウィンストン・チャーチルイギリス首相の会談で成立。第二次世界大戦拡大に伴う基本理念・政策8か条。戦後の国際連合の基本構想となる。⇔ 大東亜共同宣言 ただ、その理念の一つの領土不拡大がソ連軍による千島列島の占領によって破られたという例外もある。→ 北方領土
「目的地を特に定めることなく自転車で散歩するようにゆったり走る」ことをポタリングというそうだ。私のやっている「自転車による街歩き」のことだな。これから「ポタリング」ということにします。 鈴木稲荷神社の周りが「裸」にされていた きょう、よくポタリングで通る道に差し掛かったら風景が違う。神社を囲むようにあった広い林がなくなっている。 日中も薄暗いほど大木がたくさんあったのが、すっかり伐り拓かれていた。どういう事情か知らないが、この頃、近所のなじみの林が次々に無くなっていくのが寂しい。 ・・・・・・・ ロシアへの非難とウクライナ支持の声は世界中に広がり、プーチンは激しく権威を失墜している。 ロシア国…
中公新書『大東亜共栄圏』 「大東亜共栄圏」の発案から変容、自壊まで、日本国内政治、東・東南アジア諸国との関係、自給圏の経済関係、理念と現実、軍政統治と自主独立など包括的に扱った完全版的著作。 構想だけが先走った場当たり的な「大東亜共栄圏」というスローガン。さらに当初の松岡洋右の考えは、列強によるそれぞれの勢力圏の尊重のようなもので、米英との早期講和を前提としているようなものであった。それから、戦況によってそれが無理だとなると、共栄圏の具体化のための会議を事後的に作り、内容と詰めていくというまさに場当たり的な対応であった。 さらに、より大きな図として、米国の輸入に依存する日本が対米決戦をするとい…
そこにいた男清瀬 やえこAmazon7月5日の視聴・『NHK高校講座 地理「世界のさまざまな地域を見てみよう〜東南アジア〜」』 →「11の国で構成される」って言ってんな。思ったより東南アジアの定義は明確らしい。 →インドシナ半島からマレー半島にかけて。東側から“ベトナム”、“ラオス”(北)、“カンボジア”(南)、“タイ”、“ミャンマー”(縦に長い)。ミャンマーより西はもうインド&バングラデシュだから、そっちは南アジアな。 →マレー半島にかけてタイが伸びていて、そっから南に“マレーシア”、“シンガポール”。 →んで、そっから南の島々が“インドネシア”なんだけどカリマンタン島(ボルネオ島)の北側1…
Amazon - 夢中になる東大世界史 15の良問に学ぶ世界の成り立ち (光文社新書) | 福村 国春 |本 | 通販 内容 世界史への新しい視点、比較、読解力を問題を通じて答えさせようとする東大世界史と、その解説。 第一部 国際社会の成立 第一章 革命によって国家は生まれた 国家は古代からあったわけでは無い。主権国家は近代に入ってヨーロッパによってつくりあげられたもの。 市民革命から イギリス、フランス、アメリカを比較することで国家の理念『国柄』を比較できる。 ヨーロッパ諸国の原型は中世にある 一般に征服によって成立した国家は王権が強大になる。被征服民を抑え込む必要があるから。 島国・・・異…
『共産中国はアメリカがつくった』ジョゼフ・マッカーシー 一九四五年四月十二日付のこの報告書には次のように書いてある。 アジア戦線におけるソビエト・ロシアの参戦は、戦局に与える軍事的影響はたいしたことはないが、政治的効果は計り知れないほど大きい。その悪影響は、その後数十年間は消えないと予測される。アジア戦線にソビエト・ロシアが参戦すれば、アジアにおける米国の地位は破壊される。ヨーロッパ戦線で、エルベ川東岸からアドリア海の向こうまで、現在米国の支配権が及んでいないのとまったく同じ事態を招く。 もしロシアがアジア戦線に参戦すれば、中国の独立は不可能になる。中国はおそらく「アジアにおけるポーランド」の…
第二次世界大戦 ドイツはソ連と独ソ不可侵条約を結んだ上で、1939年にポーランドに侵攻した。これによりイギリス、フランスはドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始まった。 1940年、ドイツは戦争を有利に進め、それを見たイタリア、日本は日独伊三国同盟を結んだ(ドイツ側を枢軸国、英側は連合国と呼ぶ)。1941年6月になるとドイツは条約を破り、ソ連に攻め込んだ。同年8月には米、英により大西洋憲章が発表された。 ドイツはユダヤ人を差別し、アウシュビッツ強制収容所などに送り、殺害した。このような政策に対しヨーロッパ各地で武力での抵抗運動のレジスタンスが行われた。 太平洋戦争の開始 東南アジアへの侵略を始…
1945: Japan Joins the Allies | The Indonesian War of Independence Part 1 動画 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=wltmdFkNbwg 独立戦争中のインドネシア インドネシア独立戦争 ウィキペディア(Wikipedia) より インドネシア独立戦争とは、日本が太平洋戦争で連合国へ降伏した後の旧オランダ領東インドで、独立を宣言したインドネシア共和国と、これを認めず再植民地化に乗り出したオランダとの間で発生した戦争(独立戦争)である。1945年から1949年までの4年5か月にわた…
15.4 世界の平和と安定の保障のための提言 ————(その2) ではそう考えた時、国連は、現状、既述のような使命を果たしているだろうか。あるいは今は果たしてはいなくとも、このままで、今後は果たして得るようになるだろうか。 どちらについても明らかに「ノー!」である。 何故ならば、例えば、かつての東西冷戦下でアメリカが起こしたベトナム戦争やイラク戦争でも国連は「世界の平和と安定」を保障し得なかった。一方、同じく冷戦下、旧ソ連が起こしたアフガニスタン侵攻や、ソ連崩壊後、つまり東西冷戦終了後のロシア(プーチン)が起こしたチェチェン紛争やシリアの内戦時でも同様だった。とりわけこの度(2022年2月24…
日米安保と沖縄コメンタール 前篇(敗戦〜60年新安保条約) 望月 至高 この稿は、 前篇 敗戦〜60年新安保条約 後編 72年沖縄復帰と日米安保 この二篇で構成されている。あくまで法的構成をみていくもので、政治史ではない。 沖縄は第二次大戦後の理想主義(共産主義と自由主義)から生み出された暗黒である。世界秩序形成にあたっていくつかの矛盾の集約地域を作り出した。その最たるものが沖縄であった。それは法的地位からするとアメリカの自由主義の名のもとに巧まれた論理的矛盾そのものである。アメリカと日本のエリート層が合作した「ディストピア」ともいえる。それは条約と実定法に確かに刻印され、歴史修正主義者がなん…
寺島実郎の「世界を知る力」(東京MXテレビ) 立体的・多次元的。文献と体験。 IMF予測:世界は減速(20201年6.1%。1月4.4%、4月3.6%)ロシア▲8.5%。中国4.4%) ロシアのルーブルの価値:▲8割ダウン、それから高値。石油代金のルーブル支払い・金本位制(6月迄)。しかし長期には持ちこたえられない。 恐怖の円安:日本の世界GDP比は2021年5.1 %(1994年17.9%)。円は2012年80円、2022年130円強の6割円安。川上インフレ(66.8%アップ)・川下デフレ(5.4%アップ)。アベノミクスは失敗。政府・日銀(円安・株高)、リフレ経済学者(幻想)、経済界(安直)…
第二次世界大戦のとき、ファシズムの陣営(ナチス・ドイツ、日本、イタリア)が敗北した理由のひとつに「味方の増えない、敵をつくりやすい旗印」を掲げていたことがあります。 つまり、ファシズム国家は「自分たちの民族こそが世界に君臨すべき優れた存在だ(ほかは自分たちに従うべきだ)」と主張していました。これは侵略戦争の正当化にもつながる世界観です。 そしてこの主張は、ファシズムの最大勢力であるドイツではとくに激烈なもので、ユダヤ人のように抹殺されるべき「劣等」な存在まで想定されていた。 「自国の優越」を説くばかりでは、やはり世界で孤立しやすくなります。それだけが「ファシズムの失敗」ではありませんが、敗北に…
■ 第27章 国際連合 『・・・わたしはその人たちをあなたたちの長としよう。<13>』 読者はこれまで忠実に頁を追ってこられて、特定の言葉や問題が除かれているのを不思議に思われたに違いない。これまでは意図的に、国際連盟は簡単に概要を述べただけで済ませ、また国際連合に関しては全く触れてこなかった。これらは、世界をIJCに確実に届けるための輸送機関であり、またすべての事の頂点に位置するものなのである。従って、最終章のここでお話しするのが妥当と思う。すべてはこれらの隠れ蓑の下にある。 ウッドロー・ウィルソン大統領は1919年、パリに国際連合の種を運んだ。その時、彼はパリ講和会議に行き、国際連盟結成の…
洞察帝王学講座・改【無料版】 次世代を担う放射性科学【ブログ更新】 2022年4月7日(木) 晴れ 以下、本日(4/7)配信された無料メールを転載する。 今回の無料メールは、難し過ぎて私には全くコメントすら出来ない(笑)。 なお、過去の転載分は、以下から参照できる。 【索引】洞察帝王学講座・改【無料版】一覧表 ・文字の修飾(色付け、文字サイズ変更など)、用語等へのリンク付けは私の趣味である(笑)。 ・私の補足説明を、緑文字で文中に挿入している場合あり。 〜〜〜以下、転載〜〜〜 次世代を担う放射性科学【ブログ更新】 おはようございます。 戦略思想研究所 中森です。 本日、公式ブログを更新しました…
アゴラの下記論文を読み、憲法前文の解釈で、目から鱗が落ちました。 橋下徹氏に見る憲法学通説の病理篠田 英朗 https://agora-web.jp/archives/2055848.html 戦争を放棄した憲法9条1項の 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 が、日本のほか、いくつかの"普通の国”でも憲法に取り入れられている「不戦条約」のコピーだったように、 「憲法前文」にあるとんでもない記述、 「平和を愛する諸国民の公正(justice)と信義に信頼して、われら…
2月27日に題名「北方領土周辺でのロシア軍の戦略」という文章を作成したが、3月10日に発売された月刊誌「VoiCe(ボイス)」(4月号)にも、ロシアにとって戦略的重要性が増している千島列島での軍部隊の現状が掲載されていた。著者は元在ロシア防衛駐在官・海将補佐の佐々木孝博で、タイトルは「米欧の脅威に怯えるロシア」である。 ◇ 〈北方領土死守を超えたロシアの狙い〉 (中略) 極東アジアにおけるロシアの軍事力の現況を具体的に概観したい。 この地域を管轄するロシア軍の東部軍管区(極東アジア担当)内のウラジオストクに太平洋艦隊の主要な水上艦艇部隊がいる。樺太南部、国後島、択捉島、松輪島には、地上軍部隊及…