ずーっと前に感想をいただいていた前回についての感想です。今になってごめんなさい。 Meegeren 「メ―ヘレンとフェルメール」今回も有意義にして面白い講義ありがとうございました。特にメ―ヘレンの生涯はまるで講談のように波乱万丈で楽しみました。メ―ヘレンの事件についてはよく知りませんでした。戦争と革命の時代、20世紀前半に起きた贋作作家によるとんでもない大詐偽事件、面白すぎる。ナチをコケにするなんて痛快で映画、出版が相次ぐのも無理はないです。だが講義が進むにつれ贋作とは何かという問いかけが、単なる野次馬的美術ファン(私です)に対し作品の理解水準を問うてるように思われ、悩み考えさせられ、引き込ま…