教育学者、玉川大学教授。1965年栃木県生まれ。1989年青山学院大学文学部教育学卒、91年同大学院文学研究科修士課程修了、青山学院幼稚園教諭、関東学院大学准教授、玉川大学教育学部乳幼児発達学科講師、准教授、2014年教授。幼児教育学・保育学・子育て支援などを専門に、講演やテレビのコメンテーターとしても活躍している。
2013.12
社会生活を学ぶ場でもある保育機関があります。 その中で、大活躍をしている保育士さんの中にも葛藤があるらしいのです。 もちろん、その施設を運営している園の運営方針も絡んでいるので、複雑な話のようですね。 それは、「子ども主体」か? 「集団重視」か?というものです。 これは、『保育の「ヘンな文化」そのままでいいんですか?』の本のなかで、柴田愛子さんと大豆生田啓友さんがの対談されている内容から感じた個人の感想です。 例えば、折り紙について 大豆生田 ぼくね、自分が幼稚園で担任やってたときには、折り紙は半ば「(カリキュラムに入れるもの」っていうふうになっていて、だから思考停止していて折り紙は「させるこ…