初の大阪中之島美術館。モネ展。生涯を通じて転々とした住まいやお気に入りの旅先ごとにチャプター分けされていて新鮮だった。 オランダのザーンダムとフランスのヴェティーユは覚えておいていつか行きたい。 ザーンダムは港沿いに家が並ぶ、伊根の舟屋に少し似た町、ヴェトゥイユは花と教会のきれいな田園の村。 みおつくし(?)を画面の中央にドカンと置いた構図のこの作品は、浮世絵からインスピレーションを受けているらしい。 ただ、一番印象に残った作品は、ザーンダムでもヴェティーユでもなく、モナコのモンテカルロを描いた「ロクブリュヌの眺め」。木々の間からモンテカルロの街並みがのぞいた景色だが、光がいっぱい差し込んでい…