大阪大空襲

蝉の鳴く声が聞こえだすと何となく気に成る施設、通称「ピースおおさか」、正式名称は「大阪国際平和センター」という大阪市と大阪府の出資により1991年に開館した財団法人です。 サブテーマに「大阪空襲を語り継ぐ平和ミュージアム」と有り、1944年12月から1945年8月まで大小合わせて50回以上、数百機のB-29が来襲した大阪大空襲とされる爆撃でも第1次から第8次まで計8回を数え、約1万5000人もの犠牲者を出し、大阪市内中心部は一面 焼け野原・廃墟と化しました。 その大阪空襲の記憶を繋ぎ、戦争に付いての記録資料を残す役割を担った施設です。 入口正面の「1945年の母子像」。戦火に逃げ惑う母子の姿。…

1945（昭和20）年３月14日。未明の大阪大空襲。 火焔地獄と化した地上を逃げ惑う人々の命を救うために、そのとき走るはずのない地下鉄の電車が走った。 人々の記憶にはあるけれども記録には残っていない謎の救援電車の実態に迫ります。 空襲の悲惨さと人々の心の温かさを描いた感動のルポルタージュです。 【坂夏樹『命の救援電車』さくら舎 2021】（さくら舎さまより表紙写真の掲載許可をいただいています）

大阪科学技術館でのシンポジウムの帰り、御霊神社東の大鳥居向い「北野家住宅主屋」。 1928年築、木造3階建、瓦葺切妻造平入で、大阪大空襲時辺りが焼け野が原に成っても焼け残ってた「奇跡の一軒家」でも有名、昭和初期の町屋造りで国の有形登録文化財。 各階に庇をつけ両側にうだつを設け、正面外壁はタイル張で窓枠や軒の出桁廻りや蛇腹は銅板で覆うなどの防火対策がこの主屋を空襲の猛火から守ったと言えますね。 ランキング参加中路上観察 ランキング参加中神社仏閣・古墳・歴史的建造物めぐり