リスト::美術館 大阪市北区にある東洋陶磁専門の美術館。 昭和57(1982)年に開館。所蔵品の中核をなすのは実業家の安宅英一が収集した安宅コレクションで、これを引き継いだ住友グループによる大阪市へのコレクション寄贈が、美術館設立のきっかけとなった。 中国では明代以前の陶磁器、朝鮮半島では青磁・白磁を中心とした高麗から李氏朝鮮時代の陶磁器を主に所蔵。東洋陶磁のコレクションとしては、東京の出光美術館と並んで日本最高級のものを誇る。
中之島のバラ園を見終わったあとは 家内と娘達と梅田で待ち合わせの時間に 間があったので リニューアルされた 大阪市立東洋陶磁美術館 に行って見た 大阪市立東洋陶磁美術館 特別展「MOCOコレクション オムニバス ―初公開・久々の公開― PART2」 令和8年4月11日(土)~令和8年8月2日(日) エントランス 堂島川にかかる鉾流橋とバラの小道に阪神高速1号環状線が見える 2F 艶姿渡海ー古伊万里コレクション 第1部(展示1) 古伊万里コレクション 最初の展示室では 江戸時代にヨーロッパの王侯貴族へ輸出された 古伊万里コレクションのなかから 「美人文」を主題とする作品が紹介されていました 《色…
先月末大阪に行き、藤田美術館と大阪市立東洋陶磁美術館、司馬遼太郎記念館などの美術・博物館めぐりをしてきました。そのついでに、もうすぐ終わる大阪・関西万博をのぞいてきました。 藤田美術館はJR東西線の大阪城北詰駅から徒歩1分、3年前にリニューアルオープンした建物は明るく、展示室の照明はやわらかく、落ち着いて作品を鑑賞できました。お目当ては何といっても日本に四点しかない「曜変天目茶碗」。国宝指定されている三点のうちの一つが藤田美術館にあるというので、いつか見たいと思っていました。幸いスマホなら撮影可ということでしたが、残念ながら私のスマホでは宇宙の星空のような輝きはとらえられませんでした。 今回の…
大阪市立東洋陶磁美術館へ「特別展 中国陶磁・至宝の競艶」を見に行って行きました。 2024年は大阪市と上海市が友好都市提携を結んで50年になるそうです。(この美術展は昨年10月から開催中) 上海博物館所蔵の作品と大阪の東洋陶磁美術館作品が一堂に会しました。 フラッシュなしなら撮影可だったので、暗いですが作品を少し紹介します。 細かい模様に、カラフルな色合い。チラシにも掲載されている、今回一番気に入った作品。 こういう色合いは初めて見ました。印盒です。 優雅な明代女性。 当館のマスコットMOCOちゃんにも会えました。 なかなかひょうきんなポーズ。 「耳」の部分に注目👀 ↓ 顔があります。 こちら…
「シン・東洋陶磁」の記事、最終回です。 作品の紹介が長くなってしまいました<(_ _)> 特別展示 油滴天目茶碗 国宝 国宝 油滴天目 茶碗 南宋時代12-13世紀 上から見たら ↓ (パネル) 天目は黒釉の碗という意味にも使われていますが、この名称は中国の浙江省北部の天目山に由来しているといわれています。ただし、油滴天目は福建省にある建窯で焼かれたもので「建盞(けんさん)」とよばれています。 (大阪市立東洋陶磁美術館ホームページより) 油滴:水面に浮かぶ油の滴のように見える金・銀・紺に輝く斑点 釉薬に含まれる鉄分が釉の表面で結晶したもの 思っていたより小さい茶碗でした。油滴の模様は怪しく、見…
「シン・東洋陶磁」の記事、8回目です。 9 安宅コレクション中国陶磁 明器幽遠 緑釉 楼閣 後漢時代2-3世紀 加彩 婦女俑 唐時代8世紀 俑:死者と一緒に埋葬した人形 ↑ 上の楼閣と婦女俑は、リニューアル前から展示されていて、「お変わりなく・・・」と懐かしい思いがしました。 木葉天目 茶碗 南宋時代12-13世紀 重要文化財 緑釉黒花(こっか) 牡丹文 瓶 金時代12世紀 黒花:黒色の文様 10 安宅コレクション中国陶磁 天青無窮 飛青磁(とびせいじ) 花生(はないけ) 元時代14世紀 国宝 飛青磁:釉上に鉄斑を散らした青磁 まず形がきれい。バランスがいい。素人だけどいいなあと思う。 11 …
「シン・東洋陶磁」展の記事、7回目です。 5 李秉昌コレクション韓国陶磁 優艶質朴 粉青象嵌 鳳凰文 扁壺 朝鮮時代15世紀前半 鳳凰の文様が繊細。 以前にも書いたが、私は扁壺を偏愛している(笑) 粉青象嵌 蓮花文 角杯 朝鮮時代15世紀前半 この角杯の模様もきれい。 青磁象嵌 牡丹菊花文 薬器 高麗時代 13世紀 小さい器だが、象嵌は細かい。 青磁象嵌 菊花文 盒(ごう) 高麗時代 12世紀後半ー13世紀前半 盒:ふたつきの器 青磁白堆鉄絵 菊花文 盒 高麗時代13世紀前半 白堆(はくつい):青磁の釉下に白泥で文様を施す技法 鉄絵:鉄分を含む顔料を用い、筆で文様を描く技法 これは象嵌では描い…
「シン・東洋陶磁」展の記事6回目です。 7 李秉昌(イ・ビョンチャン)コレクション中国磁器 陶花爛漫 褐釉透彫(かつゆうすかしぼり) 唐草文 香炉 南宋時代12-13世紀 褐釉:鉄を呈色剤とした釉薬 透かし模様がきれいです。 緑釉貼花 瓔珞文 瓜型水注 遼時代10-11世紀 緑釉:鉛丹に石英を加え、銅を混ぜて緑色に仕上げる釉薬 貼花(ちょうか):てんか とも。草木・花鳥などを型で作り、これを本体と別の粘土板に型押しして、本体に貼り付ける技法 瓔珞文(ようらくもん):古代インドの上流階級の人々が身につけた装身具に似た模様 瓔珞文がおもしろいです。 左:三彩印花 花文 輪花盤(二点) 遼時代11世…
「シン・東洋陶磁」展の記事、5回目です。 6 日本陶磁コレクション 陶魂無比 三彩 壺 奈良時代8世紀 重要文化財 「唐三彩」の影響を受けた「奈良三彩」の薬壺。 素朴でいいです。 須恵器 蹄脚 円面硯 奈良時代8世紀 須恵器:古墳時代中頃(5世紀初頭)に朝鮮半島から伝わった青灰色をした硬い土器 蹄脚:馬や牛などの硬い爪の部分 絵唐津 草鳥文(くさとりもん) 向付(五客) 桃山時代~江戸時代(17世紀前半) 絵唐津(えがらつ):唐津焼の一種 赤土に黄・青・黒などの釉薬をかけ、鉄絵で草画などを描く 向付:茶事における懐石料理の最初に出される膳の、料理を盛る器とその料理のこと お膳手前の左側が飯碗で…
「シン・東洋陶磁」展の記事4回目です。 (3 安宅コレクション粉青尚白 は写真を撮っていませんでした) 4 安宅コレクション清廉美白 左:青花 山水文 角瓶 朝鮮時代19世紀前半 青花(せいか):白磁の素地にコバルト顔料で文様を描き、その上に透明釉をかけて焼き上げたもの。わが国では染付(そめつけ)と呼んでいる 右:青花辰砂 牡丹文 扁壺 朝鮮時代19世紀後半 辰砂:白磁の素地に酸化銅の顔料で文様を描き、透明釉をかけて焼き上げ、赤く発色させるもの 扁壺:胴面が扁平な壺のことで、壺の前後を叩いて成形する場合と、二枚の皿を合わせて口と高台を付ける場合がある 染付は日本でもよく見る焼き物ですね。 白磁…
「シン・東洋陶磁」展の紹介、3回目です。 2 安宅コレクション韓国陶磁 翡色幽玄 青磁陽刻 牡丹蓮花文 鶴首瓶 高麗時代12世紀 陽刻:文字や絵などを浮き上がらせて彫ること 鶴首瓶:八角に面取りされた鶴のような細長い頸がついた瓶 鶴首瓶の優雅な形が好きです。ちょっとイソップ童話を思い出します。 青磁陰刻 蓮花文 三耳壺 高麗時代12世紀 陰刻:文字や絵などをくぼませて彫ること 三耳壺:肩に三つの耳(細い紐状のもの)が付いた壺 青磁彫刻 鴛鴦蓋香炉 高麗時代12世紀 鴛鴦(えんおう):おしどり 鳥のモチーフはついつい気になってしまいます。 青磁 獅子形枕 高麗時代12世紀 獅子が背中合わせにうず…