2021年も終わりに近づいた年の瀬のある日。 この日は日本政府から重大な発表があるという。 今年を表す「漢字一文字」が発表されるのだ。 (あ、あれっ?ちょっと前に京都のお寺で発表されてなかった?) そしてその大役に抜擢されたのが、モーニング省の「さくら事務次官」だという情報が入り、世間が沸き立った。 知識豊富な賢者である彼女なら、きっと素晴らしい漢字を選んでくれるに違いない。 誰もがそう思い、期待値が自ずと高まったのである。 そして当日、我々は幸運にも、さくら事務次官の独占密着取材をさせていただけることになった。 さくら「皆さん、今日はよろしくやで。ほんなら早速やけど、私のルーティーンに付き合…