「蝦夷富士」と言えば我らが羊蹄山の別称ですが、各地に「〇〇富士」と呼ばれる山があると思います。滋賀に移住してまず目に付いたのが「三上山」、通称「近江富士」です。羊蹄山が標高1898に対し、三上山は432という事で非常にミニマムな山ですが、実際の標高以上に大きく見えたり、また、どこから見ても大きさが変わらないように感じたり、以来私はその不思議さに魅了されています。秋田県の黒又山のように、実は人工ピラミッドじゃないの・・!?なんて思ってしまうフォルムなのですが・・、その均整のとれた綺麗な円錐形に人々が信仰心を持つのは実に自然な事だと思います。遠くから見る限り、綺麗な円錐型の一発の山に見えていたので…