高校生の言葉が 胸に突き刺さる 2024年 夏 240908 県都の駅前広場。 人びとが集まっている。 一人の高校生が手をあげ、発言を求めた。 高校生は、メガホンを握った。 サングラスをかけ、麦わら帽子を被っている。 学校の先生に知られないためだ。 しかし、バレバレである。 「大人のみなさん、あなたがたはどう思っているのですか。 沖縄が今なお米軍の占領下にあることを。 日本各地の基地から飛び立つ米軍機。 その爆撃機から、ベトナムの人々に爆弾が落とされていることを。 かつての戦争に対して、あなたたちはどう向き合ったのですか」 要するに、大人を糾弾しているのだ。 そしてほぼ半世紀。 「あなたは、ガ…