中央アジアにある大山脈。キルギス共和国から中国の新疆(しんきよう)ウイグル自治区にかけて東西に連なる。この山脈の南側と北側にオアシス都市国家を結ぶ古代の東西交易路、シルク-ロードが通っていた。長さ約2000キロメートル。最高峰はポベーダ山、海抜7439メートル。ティエン-シャン。三省堂提供「大辞林 第二版」より
中央アジアにある大山脈。キルギス共和国から中国の新疆(しんきよう)ウイグル自治区にかけて東西に連なる。この山脈の南側と北側にオアシス都市国家を結ぶ古代の東西交易路、シルク-ロードが通っていた。長さ約2000キロメートル。最高峰はポベーダ山、海抜7439メートル。ティエン-シャン。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
目次 1.イシク・クル 2.天山山脈 1.イシク・クル 今日は2012年11月23日放送の地球絶景紀行で紹介されたキルギスのイシク・クルについて調べてみた。wikipedia:キルギス 標高1600mの位置にあり、周囲は688km、面積は6236㎢で琵琶湖の9倍にあたる。 最大深度は668mで世界5位。透明度もかなり高い。 10万年以上の歴史を持つ古代湖の一つ。断層などの地殻変動によって生まれた構造湖であり、塩分濃度は低いが冬も凍ることはない。 湖の南には天山山脈、北はイリ・アララト山脈に挟まれている。 周囲には鉱山が数多く、さらに旧ソ連時代には魚雷の試験場もあり外国人は長らく立ち入れなかった…
目次 1.カザフスタンの概要 2.アルマトイの概要 3.アルマトイの観光地 1.カザフスタンの概要 今日は2012年8月31日放送の地球絶景紀行で紹介されたカザフスタンのアルマトイについて調べてみた。 まずはカザフスタンについて。 wikipedia:カザフスタン カザフスタンは1991年、ソビエト連邦から独立。 世界第9位の面積を誇る。内陸国としては世界最大であるが国土の大半は砂漠や乾燥したステップであり、人間の居住地域は少ない。 世界最大シェアのウラン、世界第二位シェアのクロム、石油や天然ガスや石炭など天然資源に恵まれ、経済活動の多くを依存している。 通貨はテンゲ。 2.アルマトイの概要 …
天山山脈はアジアを東西に2分する大山脈で、今では中国領とソ連領(当時)の不自由で厳しい境界になっているが、たいへん豊かな山岳地帯なので、もともとはいろいろな民族がこの山のなかに同居し、自由に往来していた。そのせいで、カザク族は、中国側にもソ連側にもいるが、大半はソ連のカザフ共和国に住んでいる。何より、モンゴル族やチュルク系諸民族のアルタイ系牧畜民にとっては大故郷であり、アルタイ山脈と天山山脈とイリ丘陵地帯にかこまれた、ジュンカル盆地が彼らの競合地であった。はるか彼方の中央アジアの乾燥した大平原に移住したチュルク系の牧畜民は、今でも、この地方の生活習慣を残しているので、言葉や風習に共通性が多い。…
1994年8月28日、中国西端の町カシュガルから、天山山脈から流れ出るトマン川の上流に向かって車で西へ進む。キルギスとの国境まで166キロ。標高3,800メートルもあるトルガルトの国境は日曜で越すことができず、国境事務所の簡易ベッドで一夜を過ごす。高地なので寒さと頭痛がひどかった。 トルガルトの国境、左がキルギス キルギス共和国に入国し、木一本生えていない荒涼とした高地を走る。ナリン経由で、標高1,600メートルのイシク湖岸にある町コムソモールに着く。 長さ180キロ、幅60キロのイシク湖はまるで海だ。泳いでみると、ソーダ分が少しふくまれているが、魚はマスやコイなど数種類が棲んでおり、魚を釣る…