あちらとこちらの境界をとっぱらう神様で、天岩戸神話に登場する神様です。 天岩戸神話と言えば、岩戸に引きこもる天照大御神を何とか岩戸から外へ引っ張り出そうとする話。 弟神の須佐之男命(すさのおのみこと)の気のままに繰り返される乱暴狼藉に頭を抱えた天照大御神(あまてらすおおみかみ)。 自分の治める国が乱れていく。 言っても聞かない弟神と惨状広がる様子を見て、天照大御神は、何だかもう、全部嫌になっちゃったんでしょうね。 やってられるか!と切れて、天岩戸に引きこもりたくなる気持ちも理解できるというもの。 何か、妙に共感できます。 コロナという乱暴者に、抗うすべなく翻弄されて疲れ果てているわたくしと、天…