太龍寺

（続き） 麺屋 藤から195号線で北上し、鷲の里という道の駅へ。ここの駐車場にバイクを停めて、ここから21番札所、山頂の太龍寺へとロープウェイで向かうのだ。 太龍寺へは徒歩での遍路道以外のアクセス方法は事実上このロープウェイのみ。 まあ、無理して悪路を走破する猛者もいるそうですが。 21番太龍寺はいわゆる「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」の太龍である。 この往復2600円のロープウェイ。いきなり那珂川を越え、山を二つ越えるというものすごい行程。2775メートルを11分かけて太龍寺山山頂の境内へ運んでくれる。 もののけ姫で見たような大桧に覆われた山は、本当に巨大な山犬でもいそうな雰囲気。 太龍寺は…

２０２１年明けましておめでとうございます 「寝正月ってこういうことね」 というお正月を過ごしていました 家から出たのは２日の午後になって・・・ 四国霊場第２１番札所・太龍寺へ初詣 駐車場からはロープーウェイで上がります ここは西の高野山と言われるほどの山間部にあり 歩いて参拝するにはかなりの難所です 八十八か所のお遍路さんをしているひとでも ここはほとんどの方がロープーウェイを利用するようですね </p まずは受付でチケットを購入 20分に１本のペースで運行してます 写真よりは実際は天気も良く 見晴らしも最高です 階段を登って参拝します おみくじはなんと👀大吉🥰🥰🥰 いいお正月スタートが切れま…

第二十一番札所 舎心山 太龍寺 （しゃしんざん たいりゅうじ） 住所 阿南市加茂町龍山2 電話 0884-62-2021 慈眼寺から太龍寺まで 距離 26.4km 標高差 +389m -886m 慈眼寺から太龍寺まで 延暦十二年（793年）に桓武天皇の勅願により阿波の国司が堂宇が建立。弘法大師が虚空蔵菩薩をはじめ諸仏を刻み開基する。大師が二十四歳の時に記した「三教指帰」によると、十九歳の頃、境内の奥にある「舎心嶽」という岩山で百日間の虚空蔵求聞持法を修行した。虚空蔵求聞持法とは虚空蔵菩薩の真言を一日一万回、百日間唱える難業で、この修業が大師の思想形成に大きく影響したと言われる。山号は修行地の舎…

四国八十八か所めぐりって観光じゃなく修行なんですよね。先日、母が以前から行きたいと行っていました四国八十八箇所巡りに行ってきました。結構大変なんですよね、四国だけといってもまるまる1周するわけですから時間も距離も相当です。父が亡くなって以前から行きたかったと行っていた八十八箇所巡りですが、1周忌も終わりましたので行ってきたら？といって先日何とか周ってきたわけです。ツアーでいけるのですが、何回かに分けていくルートと2週間ほどでぐるっと周るルートがあり、思い切って2週間行ってきたのですが大変だったそうです。結局お寺を八十八寺行くわけですから場所によっては階段もキツイです。なおかつどこのお寺でもお線…

2023年自転車遍路一周について、つらつら書き留めます。 四国内自転車走行 四国内の自転車走行は、2023年10月17日07時57分JR多度津駅前発から、11月06日15時35分多度津駅前着までの、21日間。走行距離は1556.17km( STRAVAによる端数処理あり )。この走行距離には、各寺社境内での歩行距離に、八栗ケーブルカーの登り、太龍寺と雲辺寺のロープウェイ往復、高知県営渡船片道を含むが、横峰寺登山参拝バスの往復は含まない。 21日間かかったけれども、そのうち2日は余計にかかったと言える。 12日目(10月28日)の宿は宇和島市内を予定していたが、広い範囲で宿が取れなかったため四万…

＜徳島：1番～23番＞ １番霊山寺 はじめの一歩。ナカムラさんに車で送って頂き、ここからスタート 徳島観光では、お遍路の人でなくとも訪れる方が多いらしい。 １２番焼山寺 言わずと知れたお遍路転がし。 アップダウンはあるものの、走りやすいトレイルで、しかも天気が良かったので快適で楽しかった印象が強い。ここから打ち始めたので体力満タンの状態だったし。 ２０番鶴林寺 豪華で広い寺だった。そしてすごい賑わっていた。ＧＷということもあって？ この後の太龍寺もトレイルでけっこうしんどかった。暑かったような気がするし。 ２２番平等寺 疲労が溜まってきており、予定していた薬王寺までたどり着くが微妙な状況に陥っ…

旅吉です。 四国の八十八か所札所巡りを「いつかやってみたい」と考えている方々も多いと思う。その時のために旅吉が感じた現実的な情報をお伝えしておきたい。 【札所巡りの方法】 旅吉はマイカーで回ったが、割合としては一番多いのではないだろうか。ざっと見た感じ、６～７割がそうみたい。各札所にはほぼすべて駐車場がある。その７～８割が駐車無料だが、街中の込み入った場所や逆に山間部の隔絶された場所にある札所では、３００～５００円の駐車料金を取られることも。 札所の場所はあちこちに入り乱れているので、ガソリン代もばかにならない。気ままだけど費用がかかるのが、この方法。ナビがあっても意外と迷ってしまう。ちなみに…

どう行くシリーズ、四国最後は徳島です。 一番厄介そうなところが残ったイメージです。県コード逆から辿っているだけなんですけどね。早速見ていきましょう。 １．貞光ゆうゆう館（つるぎ町） 営業時間・アクセスガイド | つるぎええとこ.com 車のみ ・・・ですが、 ※美馬ICからお車で１０分程かかります。 ※夏季以外の季節にお越しの際は、路面の凍結に充分ご注意ください。 ※安全の為、時間に余裕を持ってお越しください。 ※野生動物の飛び出しにもお気を付けください。 といった諸注意がえもいわれぬ不安を駆り立てます。 が、実際は JR徳島線・貞光駅から徒歩約800m。徳島駅から在来線で90分、運賃は124…

徳島県の遍路道でも20番鶴林寺～21番太龍寺は山道険しく果てしなく感じた。 12番焼山寺が難所といわれているが、登山。かなりの登山だった。 ちなみに登山をする時は足の爪を短くした方がいいです。むけたりするので。 そして２３番を終えると徳島のお寺は終わる事になる。 そこで一国参りを終わらせる方もいた。 「高知は計画を練って２回に分けようかな」等と話しながら。 全てを歩きで回る場合も２３番薬王寺から２４番までかなり距離がある。 しかしその距離が絶景なのだ。 私はあの景色を見ながら長時間バスを待つことになったが海の美しさ、そこで食べたうどんのおいしさを忘れられない。 本当にのんびりとした気分だった。…

落ちている帽子を、誰かがかけてくれたみたいです 通勤電車の山手線の珍しいアナウンス 最近の世の哀しみをやわらげてくれるような内容と あたたかでやわらかな御声 みんな、もどかしいながらも それぞれに今できる限りの 想いと、祈りと、やさしさを 内でも外でも あらわしていらっしゃる 目には見えなくても 必ず伝わり届いてゆく 帰り道 野良猫ちゃんが ぴゃ〜と 寄ってきてくれた あったかい(ΦωΦ) vimeo.com いのちを、敬意と感謝をもって、味わって慈しんで 素直に、精一杯に生きてゆこう 目には見えなくても 必ず伝わり届いてゆく そう信じています すべてのいのちの苦しみが、どうか一日も早く、やわ…

小松島―阿南 周辺図 ＃17井戸寺より17㎞程度あるので徒歩のお遍路は大変です。 小生はJR牟岐線で中田駅下車して豊国神社に立ち寄り恩山寺まで歩きました。 ＃18恩山寺 山門と遍路道 仁王門・山門の前の道はお遍路道になっており、横の近代的な道に沿って本堂まで雰囲気のある古道が続いていた。 恩山寺 ＃19立江寺 恩山寺より立江寺ｍでのお遍路道は醍醐味がある。義経がこの近くの海岸に上陸して屋島に向かった道はお遍路道とは別に義経ロードとして整備されている。 ここで平家に備えて弓の弦を張った場所とか解いた場所の表示板などが見られた。 お遍路道 入り口 本殿 ＃20鶴林寺 23ある阿波の霊場のうちで、一…

2023年遍路第7日その2、佛崎を出たところから。 遍路第7日(平坦ステージ) 日付 : 2023年10月23日 佛崎から国道55号を南へ走り、次の集落の入木にて、国道から右(山側)の旧道に入る。川を渡って少し行くと、右手にお堂がある。 佛海庵 四国八十八ヶ所番外霊場。 ja.wikipedia.org 佛海庵佛海庵扁額扁額は「仏海庵」。 庵の左前に説明板がある。佛海庵説明板道路から見て庵の裏に宝篋印塔がある。佛海庵宝篋印塔佛海庵南側さて出発、すぐに国道に合流。次の集落の佐喜浜では、旧道との分岐には入らず、分岐を過ぎてすぐのところの自販機でドリンク購入。 この次の集落である尾崎を過ぎると、鹿岡…

2023年遍路第6日その3、太龍寺(21番)参拝を終えたところから。 遍路第6日(山岳ステージ) 日付 : 2023年10月22日 太龍寺の参拝、納経を終えて、11時40分発の太龍寺ロープウェイ(下り)に乗った。 太龍寺ロープウェイ(下り) ゴンドラ内では太龍寺駅側に立つ。太龍寺ロープウェイ下り便発車直後の風景進行方向に対して7時から8時の方向、手前の山で木の無いところは、元は鉱山で今は建設残土処理場、その向こうには海が見える。太龍寺ロープウェイ降り便発車直後の風景ズーム調べたところ、煙突に白い円筒状の建物は四国電力橘湾発電所、その先の島は橘湾に浮かぶ高島、遠くに伊島、さらに遠方に霞むのは紀伊…

2023年遍路第6日その2、鶴林寺(20番)から下山したところから。 遍路第6日(山岳ステージ) 日付 : 2023年10月22日 鶴林寺から徳島県道19号阿南鷲敷日和佐線まで降りて右折、県道19号で那賀川の左岸を上流方向に走る。川沿いは平坦である。 太龍寺ロープウェイの駐車場に突入したのは10時31分。ここのロープウェイは、確か毎時00分、20分、40分発だったはず。良い頃合いか。 と思ったが、ロープウェイ乗り場に近い駐車場の奥に駐輪したのに、建物自体の入口が離れていて、意外と時間を食ってしまう。なんとか間に合って10時40分の回に乗車。 太龍寺ロープウェイ(上り) 太龍寺ロープウェイ鷲の里…

鶴林寺 10月22日、立江寺を出れば四国遍路の難所「遍路転がし」の二つめ、「お鶴」（20番札所鶴林寺）への登りが待っている。寺は標高490mの山にあるから、燒山寺に次ぐ難所に違いない。 それに鶴林寺から下った南麓に宿泊施設が無く、歩き遍路の人は近くの宿に迎えに来てもらうらしい。中には三つめの難所「太龍」（21番札所太龍寺）もその日のうちに駆け抜けてしまう、という猛者もいるそうだ。 その点私はテント持参だから心配無用。この日泊まる予定の大井小学校は鶴林寺南麓の大井にある。現在通学する児童・職員ともにゼロなのだが廃校ではない、というのは地元の人の学校に寄せる思いの強さ。確かに国土地理院の地形図にも…

2023年遍路第6日その1、HOTEL AZ徳島小松島店に泊まった翌朝から。 遍路第6日(山岳ステージ) 日付 : 2023年10月22日 本日は1級山岳鶴林寺がある。次の太龍寺(21番)はロープウェイで往復だが、それ以外も山中の谷筋を走るルートで、小さめの峠越えが複数ある。 HOTEL AZ徳島小松島店(続) HOTEL AZ徳島小松島店撮影時刻は07時10分。撮影したら即出発。 ホテル前の徳島県道120号徳島小松島線を南に、県道28号阿南小松島線に移って南に、立江寺(19番)横から、しらさぎ橋と、ここまではほぼ昨日のルートを遡る。橋の先の丁字路は左で県道28号を西へ、県道22号阿南勝浦線と…