美しい自然が多くの貴族や文化人に愛され、すぐれた芸術を生み出す源泉となった嵯峨嵐山。この地で、18世紀の京の都で活躍した画家たちと彼らに大きな影響を与えた画家たちの作品を一堂に会した展覧会が二つの美術館で開催されています。近年特に注目を集めている伊藤若冲を中心とした個性豊かで豪華なラインナップの展覧会は、見ごたえ充分。渡月橋にほど近く、周囲の美しい自然と絶妙に調和した二つの美術館とともにご紹介します。今回は嵯峨嵐山文華館です。 京(みやこ)のファンタジスタ~若冲と同時代の画家たち 伊藤若冲が活躍した18世紀の京都は、絵画と俳諧の二つの分野で才能を発揮した与謝蕪村、日本において文人画を大成した池…
美しい自然が多くの貴族や文化人に愛され、すぐれた芸術を生み出す源泉となった嵯峨嵐山。この地で、18世紀の京の都で活躍した画家たちと彼らに大きな影響を与えた画家たちの作品を一堂に会した展覧会が二つの美術館で開催されています。近年特に注目を集めている伊藤若冲を中心とした個性豊かで豪華なラインナップの展覧会は、見ごたえ充分。渡月橋にほど近く、周囲の美しい自然と絶妙に調和した二つの美術館とともにご紹介します。今回は福田美術館です。 京(みやこ)のファンタジスタ~若冲と同時代の画家たち 伊藤若冲が活躍した18世紀の京都は、絵画と俳諧の二つの分野で才能を発揮した与謝蕪村、日本において文人画を大成した池大雅…
福岡県太宰府市にある九州国立博物館で『特別展 長沢芦雪』に行って来ました mika262.com 『長沢芦雪』さんは江戸時代に活躍された人気絵師で『奇想の画家』の異名で親しまれ国内外で高く評価されています 写真撮影はNG📸✖でしたが、襖に描かれた龍、大迫力の虎、可愛い仔犬の図屏風などなど数多くの作品が展示してあり、会場を出るとグッズがズラリと並んでいました mika262.com ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中マンホ-ル・スタンプ旅行コレクション ランキング参加中御朱印(神社・仏閣) ランキング参加中旅行 ランキング参加中写真・カメラ
晩ごはん( ^ω^ ) pic.twitter.com/hsNAl2y0AR — たかの朱美 (@gohan_takano) 2024年2月5日 晩ごはん( ^ω^ ) pic.twitter.com/VZFAiJYJRf — たかの朱美 (@gohan_takano) 2024年2月6日 舞台やエンタメに限らず一般企業や普通のお店なんかも、今までは人を増やしたりムリさせることでなんとか期日に間に合わせてきたのが、その手が使えなくなってどうにもならなくなってるところが多いんじゃないのかなぁ。 — 咲 (@gingu_saki) 2024年2月6日 いまの仕事で「ハイテンションで早口で話すこと」…
今年(2024)は辰(龍)年 まずは龍図をご覧下さい。 ★長沢芦雪筆《龍・虎図襖》重要文化財 和歌山 無量寺蔵 江戸時代 天明6年(1786) 大胆の中にもふわふわの毛並みをご覧あれ~!令和6年(2024)の干支、辰(龍)は、十二支獣の中で唯一想像上の動物です。 もともとは古代中国の豊かな想像力の産物ですが、その姿は東アジア全域に受け入れられました。 長沢芦雪(1754 – 1799)をご存じでしょうか? 江戸時代に活躍し、奇想の絵師として知られています。 もしご存じでしたら美術史にとても詳しい方ですよ~。 芦雪生誕270年を記念して、今回新たに見つかった作品《蕗図》や重要文化財4件を含む約1…
老親を訪ねる際、関越自動車道の渋滞を回避するために、午前中に都内の美術館に寄ることが多い。今回は山種美術館の特別展「癒やしの日本美術 ー ほのぼの若冲・なごみの土牛 ー」を観る。 自分にとっては、当初の期待以上によい展覧会であった。何といっても心がほっこりと和む。伊藤若冲や長沢芦雪といった、どちらかというと奇想の画家として知られる人たちの「ゆるかわ」作品が展示されている。 たとえば子犬への愛があふれる長沢芦雪《菊花子犬図》。 長沢芦雪《菊花子犬図》18世紀(江戸時代) そして伊藤若冲の描くユーモラスな布袋さんをはじめ、少し肩の力が抜けた、しかし確かな技術に裏打ちされた作品が並ぶ。 上村松園《杜…
最終日は京都へ 翌朝は目覚ましで7時に起床。完全寝不足だった昨日と違い十分に睡眠を取ったはずなのであるが、朝から身体が重くて動かない。やはり流石に昨日いろいろと走り回りすぎたようである。どうも年齢のせいか無理が利かなくなってきている。 とりあえず昨日の帰りに買い求めたパンを朝食として腹に入れると、活動開始のための体温上げにシャワーを浴びる。年齢と共に変温動物化してきた昨今は、とりあえずこうやって体温を無理矢理に上げてやらないと朝一からはエンジンがかからない。 さて今日の予定であるが、これから京都に移動、本日14時半から京都コンサートホールで開催される京都市交響楽団の演奏会に出向くのがメインの予…
2023/11/17 本日は地元の静岡県立美術館にて開催されている『大大名の名宝』展に。 一応、狩野派については以下の書籍で予習済み。 もっと知りたい狩野派 探幽と江戸狩野派 (アート・ビギナーズ・コレクション) 作者:安村 敏信 東京美術 Amazon もっと知りたい狩野永徳と京狩野 (アート・ビギナーズ・コレクション) 作者:勝嗣, 成澤 東京美術 Amazon 別冊太陽131 狩野派決定版 (別冊太陽 日本のこころ 131) 作者:安村 敏信 平凡社 Amazon
展覧会をハシゴしてからウィーンフィルの大阪公演へ この週末はウィーンフィルのコンサートのために大阪に出ることにする。ただどっちみち大阪まで出るなら、ついでに他の目的も果たしておきたい。というわけで午前中に家を出る。阪神高速は途中で怪しい箇所はいくらかあったが、とりあえず渋滞とまでは行かない状態で順調に大阪に到着する。 ホールの近くに確保していた駐車場に車を入れると、とりあえずは昼食と思ったのだが、考えていた店がまだ開店してなかったので、先に目的の方を果たすとする。向かうのは中之島美術館。 まずは中之島美術館へ 中之島美術館では現在、長沢芦雪展の後期とテート美術館展が開催されたばかり。昨今の物価…
こんにちはー、ぐっちです。 本日、京都芸術大学【秋の1日体験入学】アートライティングコース体験授業に参加しました! 正直、「アートライティング」って何!?のレベルです。 なんか難しそ〜、って思ってたんですが、参加してみたらとてもおもしろかったので記録しておきます。 京都芸術大学【秋の一日体験入学】アートライティングコース体験授業 担当教員 授業内容 参加レポート 「アートって何?」のお話 「京都発」に絞って5つのアートライティングを紹介 1.「奇想の系譜」辻 惟雄著 2.「京都の平熱―哲学者の都市案内」鷲田 清一著 3.「京都の中華」姜 尚美著 4.「ガケ書房の頃 完全版 ―そしてホホホ座へ」…
昨日(10/30)、大阪中之島美術館へ「特別展 生誕270年 長沢芦雪」を観に行きました。 大阪中之島美術館は昨年2月に開館したおニューの美術館です。 外観は真っ黒のキューブ状。 正面玄関前は芝生広場になっていて、日によってはイベントが開催されています。ところどころにオブジェも。 10月初めから開催されていたので、そろそろ落ち着いたかなと思いましたが、超混み混みでした。近年の伊藤若冲に始まる江戸絵画ブームを実感しました。 チケットは3台の券売機で購入するのですが、その列に20分ほど並び、入場後ものろのろ進む感じ。 まあそれでも、数年前のハルカス(あべのハルカス美術館)であった「北斎展」に比べれ…
10月17日は、中之島美術館で生誕270年記念「長沢芦雪」展をみてきました。 長沢芦雪は円山応挙の高弟で、江戸時代中期の京都で活躍した絵師です。伊藤若冲や曾我蕭白とならんで、奇想の画家と称させることが多いですね(^.^)展示は4章にわかれて、① 応挙に学ぶ修行時代② 師の名代で南紀に赴き、襖絵など大画面を描きます。③ 京へ戻って、いよいよ一本立ちして自由に絵筆を振るいます\(^o^)/ この頃の活躍をさして「奇想の画家」と呼ばれるのでしょうか。④ 同時代の作家でともに奇想の画家と呼ばれる、若冲と蕭白の作品が並びます。* 芦雪は、京都を中心に活躍したので、割と作品をみる機会が多く、個人的にはそん…
昨日、大阪市立中之島美術館「生誕二七〇年長沢芦雪展‐奇想の旅、天才絵師の全貌」〔前期展示〕を見に行ってきたので感想を書きたいと思います。 https://nakka-art.jp/exhibition-post/rosetsu-2023/ 近年話題になっている18世紀の奇想の画家・長沢芦雪の展覧会です。 長沢芦雪と言えば人物より動物というのが私個人的な感覚です。今回の展示の人物画でも「鍾馗像」のようなカッコいいものもあり、「寒山拾得」のようにユーモラスなものもあり良いのですけど。 犬と兎〔「百兎図」〕が可愛いです。龍と虎はカッコいいです、特に眼の表現がカッコいいですよね〔「龍・仙人図」や「無量…
大阪浮世絵美術館を初訪問することにする 翌朝は目覚ましを7時半にセットしていたが、体から疲れが取れておらず、結局8時前までゴロゴロと動け出せずにいる。なんとか気力を振り絞って、ようやく起き出すと昨日買い込んだ食料を朝食に摂りつつ朝風呂のお湯張り。朝食が終わる頃には湯が溜まっているので朝風呂と洒落込む。 さて今日の予定だが、15時からフェスティバルホールで大阪フィルのコンサートである。駐車場はホール近くに確保してあるが、ここのチェックアウトの10時から開演までをどうつぶすかである。とりあえず中之島美術館で開催中の「長沢芦雪展」を訪れることは予定済みだが、それだけだと時間が余りすぎる。そこでザッと…
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この週末は大阪・京都方面 この週末は大阪・京都方面へとコンサートに出向く。土曜日は大阪交響楽団の名曲コンサートである。本来ならこれのためにわざわざ大阪まで出向くという選択肢はないが(私は以前から大阪交響楽団に対する評価は低い)、明日は京都に出向くついでというのと、今回はベートーヴェンのピアノ協奏曲チクルスということで立ち寄ることにした。なお山下一史が就任以降、大阪交響楽団も上り調子にあることを感じていたので、それを確認しようという意味もある。 名曲コンサートはホール代を節約するためか、以前より同日のダブルヘッダーで昼の部が13時半からというやや早めの時間帯で、夜の部が17時から開催される。私は…
奇想の画家・岩佐又兵衛。戦国武将・荒木村重の子で、母方の性である岩佐を名乗り、織田信長の次男である信雄に仕えた。徳川幕府樹立で太平の世になり、絵の才能を開花させ、洛中洛外屏風(国宝・東博所蔵)や豊国祭礼図屏風(重要文化財・徳川美術館所蔵)を世に送り出した。そんな岩佐又兵衛(工房)が描いた重文・浄瑠璃物語絵巻全12巻(MOA美術館所蔵)すべてを公開する展示会へ行った。 岩佐の作品は血みどろで殺伐としたシーンが登場する。浄瑠璃物語絵巻は奥州へ下る牛若と三河矢矧の長者の娘浄瑠璃の恋愛譚を絵巻化したもので、今回の東北遠征に縁を感じる。宮中の雅な雰囲気から落ち延びる様、烏天狗が登場するなど人生の浮き沈み…