1905年(明治38年)3月10日、 日露戦争の最大の陸上戦・奉天の戦いが 日本軍の勝利で終わります。 (日本絶対不利の前予想で始まった日露戦争) 1904年(明治37年)2月に始まった日露戦争は、当時五大強国の1つのロシアと東洋の 小さな島国の日本との戦いであり、国力の差から判断して、日本の勝利を予測する国は少なかったのです。 上は当時の日露戦争の風刺画です。 大きな男、しかも手を後ろにした状態で余裕をかませている男(ロシア)に挑む 細くて小さな男(日本)が描かれていて、当時の国際情勢および日露両国の国力の差が わかります。 (奉天大会戦) 日露開戦後、日本軍はどうにか勝利を続け優勢を保って…