一人暮らしの部屋に入居した当初は受信料請求の訪問は頻繁にありました。 しかし筆者はアルバイトもせずに仕送りだけで生活していましたし、母からお金の使い方について常日頃から文句を言われてましたので、ドケチ根性が染みついていました。 NHKの脅しよりも母にねちねち文句を言われるほうが嫌だったのです。 そんなこともあり、知らない人が来た時にはドアを開けませんでした。 そんなあるとき、チャイムの音でインターホンを覗くと、知らない若い女性が立っていました。NHKの集金はそれまでみんなおじさんだったので、この人がNHKの集金だとは思わず、ドアを開けました。 「お宅はテレビがありますよね?受信料を払ってもらわ…