「女囚701号/さそり」(1972)を劇場で初見以来、数十年ぶりに再見した。東映製作で、梶芽衣子の人気を決定づけた「女囚さそり」シリーズの第1作目。梶の歌う主題歌「怨み節」もヒットした。 恋人に裏切られた挙句、冤罪によって収監された「女囚701号」こと「松島ナミ(さそり)」を主人公とした映画シリーズ。 収監された刑務所内での看守や女囚による陰惨な私刑(リンチ)や陵辱(レイプ)、刑事による暴力に超人的な精神力と忍耐力で耐え「怨み」を蓄積していき、最終的には自分を陥れた男達へと復讐を遂げるといったストーリー。 ・・・ 言葉少ない梶芽衣子の恨んだような目ヂカラが強烈。警官たちが、女囚たちに振り回され…