前回からの続き… まぁそんな風に私は学校が嫌い…とうか、どうしても馴染めなかったのである。 学校のシステムも苦手だったが、もっと苦手だったのは「女の子ワールド」だった。 とにかくそれは「不自由」の塊のようなもので、がんじがらめの学校システムなんて比にならないくらいだった。 小学生から中学生にかけての女の子には、「常に友達と一緒にいなければならない」という法律があるのである。 休み時間にトイレに一人で行こうものなら、「どこ行ってたんよ!!」と怒られるのである。話の最中ならわかるが、授業終了キ~ンコ~ンカ~ンコ~ンと共にダッシュしても同じことを言われる。 どこに何をしに行くのでも、友達の了解と許可…