贔屓の絵描きさんが大阪に来られると聞き、胸躍らせながら行ってきました。 下重ななみ個展「夏茜を追う」 インスタの画面で見るのと現実の絵を見るのとでは全然違って、髪の毛一本まで繊細で克明な描線も、微妙にうつろう色合いも、長い間立ちつくしてしまうほど美しく、見るものの心にしずかに訴えかけてきます。日本画の技法とのことで、素人にはよくわかりませんが、中間色のニュアンス豊かな諧調やしっとりとした質感に独特なものを感じました。 写実的でありながらも、ただの写実にとどまらず、描かれた女性たちの魂の息吹まで聞こえてくるようです。 撮影OKとのことで何枚か撮りました。ほんとうはぜんぶ撮りたいくらい。 この中に…