韓国映画界の異端児であり、世界中のシネフィルに強烈なトラウマと熱狂を植え付けてきた鬼才、ナ・ホンジン監督。彼が「哭声/コクソン」以来、実に約10年ぶりに長編映画のメガホンを取った最新作「HOPE」が、ついに本国である韓国にて公開されました。2026年5月のカンヌ国際映画祭でお披露目され、現在韓国でも記録的な反響を呼んでいる本作。これまで圧倒的な絶望感とサスペンスを描き続けてきた監督が、今回はなんと未知の”クリーチャー”を題材にしたSFスリラーに挑むというのだから、映画ファンとしては期待せずにはいられません。今回は、新作「HOPE」の公開に胸を躍らせつつ、改めてナ・ホンジン監督の作家性と、映画史…