プログラミングを教える仕事をしていると、つくづく感じることがあります。 それは、どんなに素晴らしい技術や知識を持っていても、相手が聞く耳を持たなければ何も伝わらないということです。 相手の注意を引くことから教えは始まります。 これは教育の現場だけでなく、ビジネスでも人間関係でも同じではないでしょうか。 実際に講義を担当していた頃の話をしましょう。 ある企業研修で、IT導入に消極的だった受講者の方々がいました。 参加者は20名ほどで、年齢層も30代から60代まで幅広い構成でした。 最初は「うちの会社にはITなんて必要ない」という空気が漂っていました。 会議室の後ろの方に座った方々は腕を組んで明ら…