うれしかっただけなんだ。 会えて、思い出して、話したいことが次から次へと浮かんできた。 ペシチャちゃんは、相手の顔を見ながら、言葉を重ねていく。 今日あったこと。前に思っていたこと。ちょっとした気づき。 止める理由が、見つからなかった。 好意は、距離を縮める力を持っている。 近くにいるほど、共有したいことは増える。 でも、聞く側には、受け止める容量がある。 ペシチャちゃんは気づかない。相手の呼吸が少し浅くなっていることに。返事の間が長くなっていることに。 話したい気持ちは本物だ。悪気も、押しつけるつもりもない。 それでも、“止まらない”は、境界線を越える。 近づきすぎる理由が好意であるとき、拒…