妊娠中、妊娠中毒症や早産、難産、流産などを予防するために行う、妊婦と胎児のための健康診断。
母胎と胎児の健康維持を目的とする。
妊娠初期から出産までに、合計13〜15回ほど受ける。
具体的には、体重測定、血圧測定、尿検査、問診、浮腫検査、腹囲・子宮底長測定、超音波検査などがある。
1回の費用は、自己負担で約5000円。
ただし、血液検査や超音波検査を行う場合は1万円をこえることもある。
国は原則2回まで妊婦健診の費用を負担している。
自治体によっては、妊婦健診費用の負担軽減に取り組んでいるところもある。
なお、妊婦健診を一度も受けたことのない妊婦を「未受診妊婦」といい、未受診のまま陣痛や腹痛を覚え救急車を呼び、救急搬送中の未受診妊婦が受け入れを拒否されるケースが増加し、問題になっている。
赤ちゃんの出産の準備、育児に役立つサイト
http://www.shussan-ikuji.com/archives/2006/01/post_14.html